セイコー SEIKO グランドセイコー GRAND SEIKO 61GS SPECIAL 6155-8000 OH済み・修理明細書付属 状態良好・JA-1571

1972年製、Cal.6155A(25Jewels)、Ser.23****、Mov.017***、36000bph、HI-BEAT、5姿勢調整機、自動巻き　カレンダー

1972年に製販された　SEIKO　61GS Special　6155-8000　になります。
国産ビンテージ・ウオッチに興味を持っておられる方には説明不要と思いますが、当時の最新技術を余すことなく投入して開発された『グランドセイコー(GS)』各モデルの中でも特別調整ムーブメントを搭載して〝スペシャル″の名のもとに限定的に販売された時計はこのモデルのみになります。
特徴としては、同社のフラグシップモデルを意識して、厳しい社内基準を設けて歩度調整された、GS規格　10振動のオートマチックムーブメントを更に追い詰めた精度を誇っておりました。
その他の特徴では、セイコースタイルとして定着しつつあった多面カットされたケースデザインを含め、純白の文字盤に映える細身のインデックス&ハンズがさり気なく演出されており、GSシリーズでは定番のゴールドメダリオンなども標準装着されていました。
さらに、今回紹介するこの時計は、約半世紀前のビンテージですが、ケース、文字盤、ムーブメント共にコンディションの整った時計になります。
ケースには小傷こそ見られますがエッジの利いたケースシェイプであり、ムーブメントも数ヵ月前にOHを実施しており、文字盤については、このモデルに用意された文字盤は経年劣化が早いのか、見かける時計の多くにはダメージが散見される中、この時計の文字盤コンディションの時計を探そうとしてもなかなか見つからないかも知れません。
近年、グランドセイコー・メカニカルモデルが復活して幾年が経ちますが、現在でも別掲で扱かわれているモデルであり、今も昔も一流の職人さんが少なからず手作業で組み立てており、シンプルで洗練されたフォルムは現代でも古めかしさを感じさせず、市民権を得た現在では、さらにビンテージウオッチの真髄を伺う事が出来る時計であると感じております。

【文字盤・針】　拡大すると見られる薄いヤケなどはありますが、肉眼では殆ど感じないコンディションです。その他、針・インデックスも全体的には劣化の無い綺麗な状態を維持しています。　【ケース・裏蓋】　スレ、コキズが多少は認められますが凹み傷はありません。裏蓋のメダリオンも傷、凹みのない状態です。　【ガラス】　特に気になる傷劣化は見られません。(交換済み)　【竜頭】　GS竜頭が残っています。操作性も違和感なく良好です。　【ムーブメント】　湿気の混入も見られず状態良好です。2019年12月にOH施工しております。(明細有)　【ベルト】　未使用の革ベルトを装着してお届け致します。 【付属品】本体、レザーベルト(黒色新品)修理明細書・保証書付属。

日差は平置で15秒以内に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は18ミリ。ケース径は横:約36ミリ(リューズ)含まず。縦(ラグからラグまで):約42ミリ、厚さ:約12ミリ、腕回り:20センチまで十分に対応可です。