ロレックス サブマリーナ ROLEX SUBMARINER Ref.5513 メーターファースト 枠なし 山傘ドーム風防 3連巻込ブレスレット(7836) 日本ロレックス修理見積書付属・R-4648

1967年製 Ref.5513/0 Cal.1520 Ser.175****

最近ではめっぽう見かけなくなった4桁スポーツモデル ロレックス サブマリーナ(Ref.5513)です。現行のサブマリーナでは決して味わえない、アナログ時代の温もりを感じる、枠無し夜光インデックスにマッドブラックダイアル、こんもり盛りあがったドーム風防が特徴のビンテージモデルになります。このデイト無しノンクロ・サブマリーナはご存知の通り、歴代ロレックスの中でも代表的なモデルの一つに取り挙げられ、ロレックスの躍進期:数十年間に基本的なモデルチェンジを行わず、一貫して作り続けられたロングセラーであり、適度な重さと流線的なフォームなど、使い易くて飽きのこない愛着の湧く時計として人気がある傑作時計と言いても良いでしょう。マットブラックダイヤルは、経年変化が少なくビンテージモデルとしては迫力が乏しいとミラーダイアルに人気が奪われがちですが、低反射でコントラストが高く、厚味のあるベンツ針と枠無インデックスによる時刻認識はとても良く、使い込む事で風格が増し、アンティークの雰囲気としては、こちらも負けていない素晴らしい時計と思っています。ムーブメントには、オートマチックCal.1520が搭載されており、精度と耐久性のバランスがとれたパーペチュアルの最高傑作と評価が高い1500系ムーブメントの中心的機械であり、現在でも日差を感じない精度を保っております。1500系ムーブが開発・搭載され始めた1960年代初頭から幾度かマイナーチェンジは為されましたが、26石、19800回転の5.5振動の 高コスト・ロービート仕様、高級感のあるブレゲひげ、巻き上げ式高級テンプ仕様のマイクロステラスクリュー方式を採用した完成度の高いムーブメントとして誇らしげに時を刻んでおります。その人の価値観にも由りますが、ハイビートで高精度な機能と引き換えに、精密部品の磨耗が強く、部品交換を伴う定期的なメンテナンスが寿命を左右する現行3000番キャリバーとは対照的に、ロービートでデイト機能無しなどの故障リスクが低く、長年愛用していても機械トラブルに見舞われず、ガンガン使える時計としては正に理に適っており、この点も近年のアンティークウオッチが高騰して品薄になっている所以ではないでしょうか?また、装着ブレスレットは、後年に交換されたようですが、23年前に中古購入した際からのパートナーである純正3連巻き込みブレスレット(7836、FF258)が多少の伸び感が有るコンディションではございますが今も健在です。人気のモデルは程度良い個体が激減しており、最近の5513モデルの高騰も目を見張るものがあり、この点からも良好なコンディションで実用出来る時計としてオススメしたい一品です。今回は古いモデルであり、オリジナリティーを確かめる意味もあり、日本ロレックスにて修理見積書をとりつけおります。OH基本料金の他に、消耗品類(チューブ、竜頭)、劣化が見られるベゼルシール及び時計針の交換、古いモデルの為に不明な個所が有るダイアルが記載されておりますが、見積もり後に確認したところ、メンテナンス時に不具合が生じる場合にかぎり交換要因とするとの事でした。また防水に難が有れば別紙のケースが見積もられております。オールドモデルでは御座いますが、人気もありますので、この機会にご検討頂ければ幸いに思っております。

外観状態として、ケース及び裏蓋に小傷や擦れ傷は散見されますが、気になる大傷はありません。ベゼルシールに薄い退色と擦れ傷、ルミナスが交換されておりますが、当時の太文字ベゼルとしては雰囲気が出ております。全体的にはビンテージを感じる雰囲気があり、概ね程度の良い状態を維持している時計です。文字盤には気になる劣化や傷及び夜光の欠損等は見られません。長短時計針には夜光の黒ずみなどの劣化が見られますが、肉眼ではそれほど感じず、文字盤との夜光の色合い等はマッチしている方だと思っております。その他、ベゼルの回転も適度なトルクを維持して下り、竜頭操作に違和感など無く良好です。ブレスレット(7836:FF258)は、消耗品として使用しておりましたので、傷、多少の変型や伸びはありますが、亀裂など劣化は見られません。付属品:本体、メーカーメンテナンス時の見積書が付属です。

平置き測定:30秒以内で安定しております。ラグ幅は20ミリ。ケース径は約40ミリ(竜頭含まず)、厚さ約12ミリです。腕回は20センチ(6×7コマ)まで対応可です。