ミッシェル・エルブラン パリ ブラック・ミラー文字盤 手巻き 二針 ドレスウオッチ レディース MCIHEL HERBELIN PARIS・HA-7349

1970～80年代頃 ETA cal.2512―1 17石 21600振動/h 手巻き

ミッシェル・エルブラン(MCIHEL HERBELIN)は、1947年に創業者のミッシェル・エルブランにより、スイスとの国境に近いジュラ山脈に抱かれたフランスの町、シャルクモンにて設立されました。時計産業が栄えるこの地域で、「長く愛用できる時計を全ての人へ」という創業者ミッシェル・エルブランが掲げた時計づくりのコンセプトは、現在に至るまで大切に守れています。

今回、ご紹介するお品は、ミッシェル・エルブラン(MCIHEL HERBELIN) パリ ブラック・ミラー文字盤 二針 手巻きのドレスウオッチです。
この時計を一目見て、まず、目を引くのが美しいブラック・ミラー文字盤です。金色のケース、針、ブランドロゴとの対比も上品で魅力を高めています。竜頭にはオニキスと思われる石があしらわれており、腕元を美しく、華やかに演出してくれます。
風防はプレキシガラス(アクリル)です。写真では見えないと思いますが、風防の中央にはミッシェル・エルブラン(MCIHEL HERBELIN)のMのエンブレムの透かしが確認できます。裏蓋はスナップバック式です。裏蓋の外側にはシリアルナンバーの刻印が確認できます。革ベルトは社外品ですが、時計の美しさが引き立つように、黒色のミラー文字盤に合わせて、黒色のエナメル調の光沢のある革ベルトを選んでみました。因みに、インデックスの無い時計の時刻の合わせ方ですが、0分、15分、30分、45分の様に、切りの良い時間に合わせるのが一般的だと思いますが、忙しい朝等は、切りの良い時間まで待つのも大変ですので、正確なクオーツ時計をベンチマークにして、時計の長針の角度をベンチマークのクオーツ時計の長針に合わせる様にして頂くと、それ程誤差も無く、不便無く、お使い頂けると思います。

搭載ムーブメントは、ETA cal.2512―1 17石 21600振動/h 手巻きです。
ムーブメントの状態も良く、竜頭の巻き上げも軽快です。因みに、このムーブメントは、カルティエ(CARTIER)のタンク等に使用されている、カルティエ(CARTIER)cal.78と同型のムーブメントです。ETA社のムーブメントだけあって、信頼性が高く、性能が良いのは勿論ですが、アンティークウオッチを日常の相棒として使用し、維持する上で大切なパーツ入手性も高い事は、やはりETA社ならではの利点です。

このサイトをご覧になられている女性が何人位おられるのかは分かりませんが、普段、仕事や家事、子育て、介護、勉強等、頑張っている自分へのご褒美としていかがでしょうか。このサイトをご覧になられている方は、やはり男性が多いと思いますので、アンティークウオッチに、ご理解のある女性へのプレゼントにも最適です。最近の若い女性は、腕時計を着ける習慣が無く、スマートフォン等で時間を確認する方も多いですが、ポケットからスマートフォンを取り出し時間を確認するよりも、腕時計で時間を確認する方が、その女性の一挙手一投足が美しく感じられますし、腕時計は自己表現ができる重要なアイテムの一つでもあります。
ミッシェル・エルブラン(MCIHEL HERBELIN)は近年、女性ファッション雑誌等の積極的な広告展開が功を奏し、流行に敏感な多くの女性が知る事となり、欲しいと思われている女性も多いと思いますが、例えば、現行品の人気商品であるアンタレス(ANTARES)はクオーツ・ムーブメントで10万円オーバの価格帯なので、なかなか気軽に購入することが難しいと思いますので、やはり、ここは本格的な機械式ムーブメントを搭載し、価格も少し頑張れば手が届く、美しいアンティークウオッチの出番ではないでしょうか。
ミッシェル・エルブラン(MCIHEL HERBELIN)ファンの方、是非、この機会にいかがでしょうか。

風防は研磨仕上げ済みで視界を妨げる傷はありません。ケースは、使用に伴う小傷がありますが、文字盤、針は、目立つ傷みも無く、製造年代を考慮すれば美品だと思います。

革ベルトは社外品です。(未装着で、大変綺麗な状態です)
付属品はありません。

日差:インデックスが無い文字盤なので判断が難しいですが、12時位置のミッシェル・エルブラン(MCIHEL HERBELIN)のMのエンブレムをインデックスに見立てて、長針とのズレから判断していますが、平置きで実測±30秒程度には収まっております。

サイズ: ケース横幅(リューズ含まず) 約23mm
ケース縦幅(ラグ含まず) 約23mm
ケース縦幅(ラグ含む) 約29mm
ラグ幅 約12mm
厚さ(風防含む) 約7.5mm