OMEGA オメガ 30mmキャリバー Cal.284 ホワイトダイアル 希少 クサビインデックス CBケース 80μGF仕様・O-7892

1959年頃　Ref.2902-3　Ser.160*****　Cal.284(17jewels)　CENTRAL WATCH CASE Co.　80μGF　手巻き

オメガの歴代手巻きモデルの中でも、特にバリエーションが豊富で根強い人気がある、通称 『30mmキャリバー』 を搭載した、シンプルな3針ラウンドモデルになります。

純白の文字盤地に、面取りを施したゴールド Ω エンブレムと太目のアップライト・クサビ型インデックスを組み合わせた渋いダイアルがレトロな雰囲気を醸し出し、同じくゴールドで統一したドルフィンハンズがケースとマッチして、大変存在感を感じるモデルです。

搭載された機械は、1930年代からマイナーチェンジを経て使われ続けられたロングセラーキャリバーであり、初期は軍用時計から天文台時計コンテストの最優秀表彰の常連機まで、本当に幅広く色々なモデルに搭載された名機です。チラネジテンプ、ブレゲへアースプリンング、18,000振動(ロービート)、緩急針、耐震装置付きのオールドオメガの代表格ムーブメントであり、長年に渡り愛用していても故障が少なく、しかもメンテナンス性に優れた構造が特徴であり、シンプルながら大型テンプに伴う高精度も兼ね備えた点が評価されております。また、この時計の様に、量産体制の整った70年代より以前のモデルは、各パーツが肉厚で綺麗に面取り等を施され仕上げられておりますので、豪快なコパカラーの機械がご覧いただけます。

このCal.30㎜モデルには、スモールセコンドを有する260系とセンターセコンドの280系がございますが、この時計にはセンターセコンド用のCal.284が搭載されており、半世紀以上も前のモデルですが、錆や曇りも無く高い精度を維持しています。

気品と風格が漂う中にもアンティークならではの雰囲気を味わえる完成度の高い時計であり、ベルトには茶色カーフベルト(新品)を装着しておりますが、交換する事でもいろいろと楽しめそうな時計です。

≪外観コンデシション≫　ケース外観は、アンティーク時計としてはとても良好な状態になります。薄い擦れ傷は見られますがGFの状態はおおむね良好です。スナップバックのはめ込みも確りしておりパチンと締まり問題ありません。 ≪文字盤、針≫　特徴の文字盤は、インデックス等に若干の経年変化は見られますが、肉眼ではほとんど気にならず、全体的に綺麗な状態です。 ≪風防≫　細かな傷が見られますが、大きな傷、クラック等は見られません。 ≪竜頭≫　マーク入りの竜頭であり、巻き上げ感、機械の操作性も良好です。 ≪ムーブメント≫　画像だけの情報になりますが、各パーツにも輝きがあり、綺麗なパーツが見られ、精度にも問題ありません。 ≪ベルト≫　未使用品の茶色カーフベルトをお付けしております。 【付属品】 時計本体+ベルト。

時計精度は平置き日差30秒以内です(実装時は多少の姿勢差を感じることはあるかと思います)。 ケース径は、横幅約:34.5ミリ(竜頭含まず)、縦幅約:41.5㎜(ラグ含むサイズ)、厚み10㎜(風防含むサイズ)、ラグ幅18ミリ、腕回りは最大20センチまで対応となります。