SEIKO グランドセイコー カレンダー 5722-9991 希少 57GS セカンド SSモデル メダリオン・JA-1863

1967年製　Ref.5722-9991　35JEWELS　Cal.5722B　Mov.105 ***　手巻きモデル

Grand Seiko calendar　5722-9991　通称57GSになります。
このGSはファーストモデルと同様に、当時の最高級機-クラウンのムーブメントをベースに改良が加えられ、35石にバージョンアップを施し、当時、待ち望まれたカレンダー機能を搭載して商品化された「実用できる高級時計」としてセイコー・スピリッツが感じられた時計です。
先代GSなど、当時の欠点と言われた、落下などの衝撃により容易に曲がってしまう、ラグ脚(ベルト取り付け部)の強度を高めて、GSスタイルが確立されるまでの短期間製造されたモデルであり、GSシリーズ内でも異色のデザインが特徴的であり、現在でも大変存在感のある素晴らしい時計と感じています。
ロービート時代の高級機ですが、カレンダー搭載とそのクイックチェンジ機能、既に秒針規制装置も備え、徹底的に磨きあげて精度を追求したGS規格のムーブメントであり、歴代GSでも評価が高く人気があるようです。
文字板にはAD表記があり、高い技術力とハイコストを要するサンバースト状で視野性を高めたシルバー地盤を採用しており、とても品位が高く綺麗な時計です。
文字盤の際にやや時代感が滲んでおりますが、針を含むフェイス部やGSメダリオン、竜頭などの各パーツは良好に保持された時計であり、概ね良好なコンディションになります。
2014年にリリースされたヒストリカルコレクションにて、誕生50周年を記念した「グランドセイコー セルフデータ」57GS復刻デザイン(SBGV009)が記憶に新しいところでもあります。
最近は状態良好なGSセカンドモデルもかなり見かけなくなくなっておりますので、この機会に是非御検討頂ければ幸です。

左下部のラグに良く見ると分かる程度の線傷、裏蓋部分に薄い擦れ傷が見られますが、50年前のアンティーク・ウオッチとしては良好なコンディションを維持した綺麗な時計です。 時計の顔である文字盤は6時方向際などに薄っすら時代感がみられますが、極太のドルフィン針、風防も光の加減で薄く確認できる小傷程度であり、状態は良好です。 裏蓋のメダリオンにも損傷なく、多少の擦れはありますが、シリアルや品名刻印などもはっきり読み取る事が出来ます。ムーブメントは画像でも確認して戴けますが、浸水などの痕跡もなく綺麗な機械を維持しており、安心してご使用して頂ける状態になります。ベルトは社外製品ですが、昭和の雰囲気をもつ新品のレザーベルトをお付けいたしております。 【付属品】時計本体、ベルト(未使用)が付属致します。

日差は平置で15秒前後です。ケース径は横;約36.5ミリ、縦;約43ミリ、厚さ;約11ミリ、ラグ幅;19ミリです。　腕回りは21センチまで対応可能です。