セイコー SEIKO 39クオーツ V.F.A. セコンドフラッシュ ブルーダイヤル 3922-504A 特別調製品・JA-0113

1973年11月(裏蓋の刻印から推定) クオーツ Cal.3922-504A

セイコーの初期クオーツV.F.Aです。セイコーは1969年、世界初のクオーツ腕時計「クオーツアストロン」を発売しました。日差±0.2秒という驚異的な精度を実現し時計メーカーとして確固たる地位を築いてから、クオーツ時計の販売を本格化していきました。開発後間もない1970年代は、まだクオーツ時計が高級な時代でした。こちらはその時代に製造・販売された、初期クオーツV.F.Aです。風防の左上にQUARTZのロゴ、12時位置下のSEIKOのアップライトのロゴの下にに表記されたV.F.Aは「Very Fine Adjusted(特別調製品)」のことを示します。水晶腕時計検定基準のAAA級試験に合格したムーブメントが搭載されています。また、ダイヤル右上の赤色発光ダイオードが1秒ごとに発光する「セコンドフラッシュ」機能付きです。問題なく点滅しております。「セコンドフラッシュ」は、電池切れに近付くと発光色が薄まり、やがて発光しなくなります。その後、約1週間程度で電池が切れ、時計が止まるしくみになっています。秒針の運針は一般的なステップモーターではなく、「電磁アンクル」にて秒針を稼働させています。グラデーションのブルーのダイヤル(文字盤)は、薄くヘアラインが入っており、角度によって煌きを変え美しいです。インデックスは12時位置のみ金色、他はシルバーカラーの筒型でお洒落なデザインとなっています。6時位置にはデイト付きで実用性も兼ねそろえたデザイン、簡単なリューズ操作でクイックチェンジが出来るので煩わしい操作もなく日常使用にお奨めです。コーディネートしやすいブラックの社外未使用品のベルトに交換してありますので、すぐに気持ちよくご使用いただけます。

【ダイヤル】ダイヤル(文字盤)は特に目に付く大きなダメージなどはありません。綺麗な状態を保っています。文字やメモリのかすれ消えはありません。針やインデックスに錆びなどは出ていません。【ケース・裏蓋】ケースはスレ、コキズが認められます。大きく致命的なダメージはありません。裏蓋の刻印は鮮明です。【風防】風防は軽いコキズがあります。特に大きなキズやスクラッチはありません。綺麗な状態です。装着しての日常視認も保たれています。【ベルト】ベルト・尾錠は社外の未使用品を装着していますので、すぐにご使用いただけます。【操作方法】リューズを1段引いて回すとデイトがチェンジします。2段引いて回すと針が動いて時刻調整ができます。ハック(秒針停止)機能付きです。【付属品】ありません。

クオーツのため日差は特に問題ありません。(古いクオーツのため、1秒前後の誤差は出ます。)電池残量は不明です。ラグ幅は22mm、ケース径は約32mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約42mm、厚さ約13mm(風防含む)です。