オメガシーマスタースモセコ稀少自動巻 Cal.491 Ref.2846 Ωなめくじ尾錠付精度良好

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特徴・セールスポイント: 1955年に登場した、全回転両方向式自動巻きのスモールセコンドという珍しい仕様のムーブメントを搭載したシーマスターです。チラねじ付きテンワ(シャッタースピードの関係でハッキリ写っていません)、インカブロック式耐震装置付、スワンネック型緩急針付き。ハーフローターから全回転ローター、スモールセコンドからセンターセコンドへの過渡期に造られた物で、このムーブメントは、すぐにセンターセコンドに変更されました。そのため個体数がかなり少なく、希少性が高いレアムーブです。文字盤は縦にヘアラインの入ったシルバー文字盤で12時下のΩマークはくさび型インデックスと共にアップライドとなっています。Seamaster」のロゴは所謂「下がりS」と呼ばれる格好いいロゴです。
プラスチック風防中央にΩの透かしマーク、四つ葉型の竜頭と尾錠にもΩマークあり。シーマスターのペットネームとシーホースマークの刻印はスッナプバック式のウラ蓋ながら、ゴムパッキンを装着できる構造になっているためです。たいへんレアなCal.491搭載のシーマスター、長い間お探しのオメガファンの方もおられるのではないでしょうか。とても綺麗な時計です。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: ステンレス製ケースに目立つようなキズはなく、たいへん綺麗です。プラスチック風防にもルーペレベルで軽い小キズはありますが視認性には問題はありません。文字盤も劣化ほとんど無く綺麗な状態です。針に新しく夜光入れましたので光ります。アップ画像ではスモールセコンド針に多少の劣化が見られますが、目視ではほとんど目立ちません。新品の型押し本革ベルトと、所謂ナメクジと呼ばれるΩマークの付いた尾錠が付属します。この裏蓋はたいへん工作精度が高くキツク閉まります、興味本位で開けてしまいますと手では絶対に閉まりません、特別な工具が必要となりますのでご注意ください。そのおかげで、ムーブメントも長年の使用に耐え、綺麗なゴールドメッキの輝きを保っています。全体的にビンテージ時計として素晴らしいコンディションだと思いますが、54年前の時計ですので、完品を求める方や神経質な方はご留意ください。

日差・サイズ: 日差は24時間平置き実測値+30秒以内と良好です。ただしこれはゼンマイをフル巻き上げして自然にほどけていく過程の精度です。自動巻ですので腕に装着し常にローターによりゼンマイが巻き上げられた場合の精度や姿勢差や振動、温度や季節によって変わってきますのでご承知置きください。サイズ:直径約33.5mm(竜頭含まず)、厚さ11.5mm、ラグ幅18mmです。

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