ラドー ConWay ヴィンテージ イカリ付 オクタゴンケース キャタピラブレス 自動巻 極上フルオリジナル OH済 希少
- 販売価格
- 53,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1970年代製造 Ser.2050XXX 裏ブタNo.20XX 名機RADOCal.2783搭載 21600回転の6振動ロービート仕様 17石 自動巻
- 特徴・セールスポイント
- 1970年代製造、ビンテージラドーの中でもめったにお目にかかれない希少なConwayモデルの程度の良いレアなフルオリジナルの固体です。70年代の歴史的傑作キャリバー2783を搭載です。こちらはラドーのグリーンホース、ゴールデンホース、シルバーホースなどなどに搭載され一時代を築いた名機ですが、ラドーのモデルの中でも高級機仕様になり、ローターにまで贅沢にコストの高いコートドジュネーブをかけ、ローター受けのネジにまでブルースチール青焼きネジを採用のグレードの高い高級ムーブで、振動数は21600回転の6振動、手作りによる過程がほとんどのコスト高の耐久性バツグンのロービート仕様ムーブになります。長いラドーの歴史の中でもとても評価の高い一生物キャリバー26.0mmシリーズの2000番台ロービート仕様、しっかりとしたスクリューバックの分厚い裏ブタを空けますと歯車一枚一枚がとても分厚く、しっかりとした当時の作りの良い25石自動巻ムーブを搭載しております。厚みの有る地板にまで、エングエービング、ローターにはコートドジュネーブ彫りの装飾まで施し、磨き上げられたラドー社仕上げの高級ムーブは視覚的にも非常に美しく、感動さえおぼえるほどの傑作です。エボシュ(RADOによるリファイン前のベースキャリバー)は高級ETA製ですので非常に安心感が御座います。同じくエボシュにETAを使用しているメーカーは本当にたくさん御座います。現在ではSWISS製高級品の80%以上をしめておりその存在感は圧倒的ですが70年代はまだメーカーが自社製キャリバーを多く生産しておりましたためそこまでは使用されてはいないムーブメーカーでした。それでも70年代にすでにETAベースのキャリバーを使用しておりましたメーカーとしましてはカルティエ、IWC、オメガ、チュードル、等々そうそうたる高級ブランドのモデルに使用されておりました同キャリバーですので間違いのない、本当の高級キャリバーになる訳です。しかもデザイン的にもとても個性的、多種多様、アンティーク市場が成熟し、ムーブの評価も適切になりつつある今日これからは確実にRADOの評価は上がっていくものと思われます。優良お宝RADOをさがすにはまだまだ遅く有りません。本当にクオリティを追求して手間ひまをかけ、良質な素材をふんだんに使った贅をこらした良質なキャリバーが製造されたのは残念ですがこの年代までが最後でしょう。現在の多くの時計(ラドーをはじめ他社)は量産品(外注品エボーシュ)の薄い部品を使い、お金をかけずに精度を上げるため、振動数を上げハイビート仕様ですが(ラドー社も現行品に金色ムーブは在りません)その代償として部品どうしの磨耗がおこり定期的にパーツ交換の必要がどうしても必要になりますが、こちらはロービートキャリバーですので非常に耐久性があり部品交換がほとんど必要なく、定期的なOHも安くすみ、フォルムはシンプル少量多機種生産で個性的といい事ずくめですね。ねじ1個、歯車1枚だけ見ても、厚み、材質の質の良さは現行品とはまるで別物です。ムーブにあまり詳しくない方などは驚かれるかもしれませんが、こちらのようにベストコンディションで残った数十年前の時計、いわゆるアンティークウォッチと現在の現行新品モデルとを同じ状況でよーいドン。使い始めると致します。数十年間使用して早くに寿命が尽きてしまうのはなんと現行新品の方なのです。現行新品モデルは回転速度の速いパーツのホゾ等々確実に早くに磨耗して行きますのでメーカーがどこまでパーツを供給するかが命の長さな訳です。その点アンティークの太く硬い昔の材質のホゾなど数十年単位ではびくとも致しません。しかも、もし相当油ギレで長期間使用してしまい磨耗が起こってしまっても作りの大きく厚い古いパーツはホゾ入れ、などなど部品単位で修理が可能なのです。現実にはロービートでゆっくり回っているのですから、そのほとんどは磨耗しないのです。その耐久性たるや現行品とアンティークは同じ時計であっても中身はまるで違う物な訳です。したがって愛着を持って一生物としたい方、お子様などに将来お譲りしたい方などは迷わず良質なアンティークウオッチをチョイスすべきであることが得策と言えると思います。またこれだけキャリバーが多いラドー社ですが部品がいまだに材料店に豊富に供給されているメーカーの姿勢が相当すばらしいです。もちろん今だに2783も部品は豊富ですので安心して実用使いできます。Rがつくどこかの有名メーカーさんも見習っていただきたいものです。安心感は最高のメーカーですね。アンティークRADOの良さを御理解頂けます方にのみお譲りしたく思います。ビンテージラドーの中でもグリーンホース、ゴールデンホース、シルバーホースなど玉数も豊富で良く見かけると思いますがこちらConwayモデルはそうそう見かける事がないかなりマニアックなモデルになると思います。他モデル同様12時位置のイカリマークが腕の動きとともに小気味良く回転するしぐさはとても愛らしいものが御座います。今でこそそんなに大きく感じなくなりましたがゴツク分厚く丸っこい特徴の有ります大ブリなケースフォルムがとてもアンティック感、存在感の有る雰囲気の良いかわいらしいモデルになります。加えて実用性最高の黒字カレンダー付き、キレイなシルバーダイヤルをピリリと引き締めているブラックライン入りの針、コスト高の立体型インデックスなどなどシンプルながらも思考を凝らした凝ったデザインで当時のラドー社のセンスの良さ、技術力の高さを感じられずにはいられません。1ピースごとに微差を入れている所の少量多機種生産コスト度外視な作りこみは手作りの時代の産物でありコレクターには嬉しいかぎりでしょう。現行品にはないオールドRADOのディープな楽しみは随所に盛りだくさんです。長い時間の中で痛むことなく新品同様に残った固体でまるでタイムトンネルを抜け出してきたような全体的な程度の良さが何よりすばらしい固体です。アンティークの肝心要のダイヤルなどはわずかなヤケ等もなく本当にキレイで新品同様です。カレンダーレンズ付き風防まで中央にイカリマークのスカシ入りの純正オリジナルです。こちらはさすがに多少のコキズは御座いますが気になるような大きい物、大ダメージはなくまだまだ透明感も有りキレイです。リューズも当然マーク入りオリジナル、クラシカルテイスト満載の独特なキャタピラタイプのブレスもとても希少なフルオリジナルミントコンディションです。伸びガタなど感じられません。長さも時計ブレスの内周176Cm位有りますので標準的な方には十二分な長さです。まだまだコレクションしていくにも遅くないレア感満載のRADOです。作りこみ、雰囲気の良いビンテージになり、程度雰囲気ともに本当に最高の固体です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 今回出品するにあたり今月(2007.3)に機械式専門店の高級時計士にてオーバーホール済ませて有りますののでこちらムーブもコンディションも最高です。全回のオーバーホールではRADO等のメーカーが使用している物と同型の最新VELVO-CLEAR全自動洗浄器をつかったメーカー修理同等のクオリティの高い修理を施しております。精度の出しにくいロービートにもかかわらずデジタルウイッチーによる歩度測定ではゼンマイ一杯から50%までの領域で平置きの上位置、下位置で±15以内程度、たて4ポジションでもなんと±15秒位前後までの6ポジション全姿勢での高精度調整いたしましたのでとても安心してお使い頂けると思います(お使いになります方の使用状況により多少異なりますので保証の範囲では御座いません)。輪列の各ホゾ等磨耗、アンクル芯などの脱進機構、天府の調速機構などなどまるでへたりのない、すばらしいベストコンディションムーブで安心です。姿勢差もかぎりなく少なく、最高の精度を維持したすばらしいコンディションムーブです。天府の振り角も平上下でなんと290度以上、縦4ポジションでも270度以上振っており本当に調子が良く振り角の強い機械で、そうとう当たりのムーブだそうです。修理を担当された時計士の方のおすみ付きですのでとても安心です。RADOもこのころの古いモデルの文字板はほとんどがリダンによる書き換えになってしまっていますものね。いくらキレイでも書き換えではオリジナリティを損ねてしまいアンティークの楽しみ、価値は半減だと思います。キレイに書き換えても重圧感の出ないリダン、汚なすぎるオリジナル、どちらもあじ、雰囲気は良くないと思います。そうそう出会えるものでは御座いませんが程度、雰囲気の良い、テイストの有るオリジナルが究極最高のアンテックラドーの醍醐味、味わいではないでしょうか。画一的になりすぎた現行品では味わえない自分だけの時計という満足感、個性が感じられるのはやはりビンテージ以外はありえません。味わい深く、作り、程度の良い時計です。現在の時計には無い質感、存在感個性を感じる事ができる時計です。価値有る優良アンティークを次の時代へつなぐ掛け橋になっていただけますオールドウオッチフリークの方へお譲りしたいと思います。付属品は御座いません。
- 日差・サイズ
- 日差15秒以内、ケースのサイズはメンズで縦ラグからラグまで約40,5mm、厚み約10mmです。