チュードル 小バラ 極美ヤケ クサビ ブルースチール秒針 フルオリジナル 1958年製造 赤金ムーブOH済
- 販売価格
- 108,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1958年製造 Ref.7956 Ser.288XXX 名機チュードル純正Cal.1413 19石 自動巻 18000回転の5振動ロービート搭載
- 特徴・セールスポイント
- チュードルキャリバーの中では多数派キャリバーのためとても安心感がある1413を搭載ですが、このキャリバーには実は2種類のカラーが存在し、そのほとんどがシルバー色ですがこちらは数の極少なすべてピンクゴールド色(赤金)にゴールドフィルを施したキャリバーを搭載した上級レアモデルになります。視覚的にも赤金はたいへん美しく、機構もシンプル、地板、歯車等もそうとう厚みが有り屈強で巻き上げも良く、故障も少なく、名門チュードルの中でもたいへん評価の高い名機自動巻きキャリバーを搭載です。デイト表記は赤文字です。ROLEXリューズも良く有る5.3mmではなく6.0mmのデカリューズ仕様で、見た目に迫力があり当然ですがリューズが大きいですので巻き上げも軽く操作性もすぐれています、しかも程度もよい物でしっかりとねじ込めるところも安心でうれしい限りです。古くからアンティークフリークたちのハートをがっちりつかんで離さないレアTUDORの王道小バラエンブレムモデルですが、ROLEXのディフェージョンであるチュードルにはROLEXの各機種に対応するモデルがラインナップされておりますが、他のシリーズ同様ROLEXと共通パーツも多くオイスターケース、ねじ込み式リューズ、チューブ等、実用性や機能にはほとんど差が無く時計としての完成度は非常に高く信頼性はバツグンなのが特徴です。ロレックスとチュードルこの二つを単純に比較すればネームバリューやステイタス性の高さはやはりロレックスの方が多くの魅力を備えている様に思え、また同様の理由からROLEXを支持する人が多いというのも紛れのない事実です。ただウオッチフリークたちにとってスタンダードの王道ROLEXはいささか広く浸透しすぎた感があり、またチュードルにはROLEXにはありえない何者にも縛られない自由な発想のデザイン等、魅惑的なレアモデルが多彩にラインナップされていることもまぎれもない真実であります。チュードルエンブレムには4種類あり、最初期がイングランドの名門チューダー家の名をそのまま図案化したモデルロゴのデカバラ、次がこのチビバラ、盾バラ、盾、となります。ROLEXの創立者ハンスウイルスドルフが他界したのを期にバラのトレードマークは盾と変更され現在とつづいています。70年代を境に盾のエンブレム大小2タイプのケースサイズがリリースされましたが、サイズ差はわずかに2mmだけ。等まだまだ謎が多いのもチュードルの面白さの一つでしょう。特筆すべきはとても重圧な雰囲気を放つレアなオリジナルホワイト6、9、12アラビアダイヤルで、雰囲気最高にみごとにアイボリー色に美ヤケし、シルバークサビインデックスとキレイに均一に茶色にヤケたヤコウ、同色に焼けた針ヤコウのコントラストが本当に雰囲気最高パーフェクトなアンティーク感をかもし出しており、このような雰囲気程度良しのビンテージをお探しの方には、やっと出たあ-てな感じではないでしょうか。とてもすばらしい雰囲気の固体です。美やけダイヤルにはキズ、はげ、なども無く全面均一に長い時間の中ですばらしく美しく美枯れし、中でもヤコウドットはありがちな落ちやカケ等も無く、均一に薄茶色にこちらも美ヤケし、しかも針ヤコウともに同系同色に美ヤケが入っており、本当に最高の雰囲気コンディションのチューダーズビンテージです。美しくキレイに薄茶色に焼けが入って49年の時間の経過を感じさせるダイヤルには重圧感、迫力を感じます。、現在では滅多にお目にかかれない本物のブルースチール秒針は約500度もの高熱でフライパンにより鉄に焼き入れしたものですが、これがまたキレイなテカリ感を感じられます、ですが見た目のためだけに焼き入れしている訳ではないのです。焼きの入った鉄は非常に硬度が増しサビから材質を永年にわたり保護するためのスイス伝統工芸なんですね。現在の時計でも良くブルースチール針を見かけますが高級品にもかかわらず見た目だけ青い偽ブルースチール針が残念ですがほとんどです。大量生産の現行品にそこまでコストはかけられないわけですね。OHの時に針抜きで針をはずす訳ですがバチーンと弾力がすごく硬いので本物はすぐにわかります、偽物はクニャリとやわらかい訳です。やはり時計はすべてにおいてこの時代のものがコスト度外視で手作業で製作されており本当に良いものを製作しておりました。こういう雰囲気の良い適度に枯れた味わいの有る、しかもキズや汚れなどのダメージも見事に無いミントでレアな固体自体を見つける事の難しさは長年時計を追いかけているフリークの方でしたら良くわかっていただけるかと思いますが本当にそうそう出会えるものではありません、この文字板の程度、雰囲気で、もしパテックやバセロン、ロレックスだったらそれはそれは恐ろしい値段を提示されてしまうはずです(こちら雰囲気やおもむき感はまったく負けていません)、名より実を取れる本当の時計好きの方にお譲り致します。ROLEXはお金さえ出せばいつでも買えますが、こちらは現存数がROLEXよりもはるかに少ないためそうそうは良いモデルと出会う機会も少ないはずです。画一的になりすぎた現行品では味わえない自分だけの時計という満足感が得られるのはやはりビンテージ以外はありえません。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 今回出品前2007年4月に機械専門店の高級時計士のもとでオーバーホール済ませたばかりですのでムーブのコンディションも最高です。今回はOH、リューズチューブ裏ブタのパッキンガスケット3個を新品に交換してあります。屈強なオイスターケースに守られたムーブメントはすごくキレイで感動的です。水やサビが発生した形跡はまったく無くすばらしくキレイに輝きの有る赤金ムーブです。時計士によればこの時代のチュードルのムーブはすごく丁寧に作られていて輪列ウケ、天ウケのネジ一つにしても驚くほど厚く大きく、歯車のホゾも現在の時計とは比べ物にならないほど太く丈夫に作られているから非消耗部品はもともと本当にヘタリにくいのだけれど、この時計は定期的に良く整備されて使われていた様でへタリがまるで無くすごくコンディションが良いね。姿勢差も少ない本当に程度の良い時計だよ。持ち主の愛情があってこそだろうね。とおっしゃられておりましたのでご安心ください。通常購入者はムーブを見れませんからOHしてあるかどうかだけを気にしますが、一度ガタガタになるまでOHもせずに使い込んでしまったムーブは腕の良い職人さんでしかも純正パーツを豊富に在庫しているところで修理をしたとしても姿勢差の少なく振りの強い程度の良い状態には二度とは戻せなくなります。出来ればムーブの良さもわかっていただける方にお譲りしたく思います。コンディション・傷全体的なコンディションもすばらしいです。ケースもラグ角がしっかり残っており、この固体のケースはすごく分厚くしっかりしております、かなり程度良いです。ベルトは高級本革新品のブラウンカラーの高級レザーベルトをセットしてあります。厚革でとてもおしゃれです。付属品はございません。
- 日差・サイズ
- 日差は30秒以内位、ケースのサイズは当時のレギュラーですがご存知の通り現在よりも当時は時計が小さかったためボーイズサイズです。アンティック愛好家の男性はこの愛しいサイズに愛着を持つ方が多く喜ばれますが、女性が着用してもステキだと思います。縦ラグまで入れて約39mm、ベゼル直径約31mm、リューズまで入れて横約33.5mm、厚み約11mmです。