チュードル プリンスオイスターデイト 希少オリジナルブレス付 自動巻
- 販売価格
- 110,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1970年代 Ref.74000 Cal.2824-2 自動巻
- 特徴・セールスポイント
- チュードルはロレックスの創設者、ハンス・ウィルスドルフが故郷イギリスでの販売拡大の為に、イギリスの名門であるチューダー家の名前とバラの紋章をモチーフにして誕生させたロレックスのディフュージョンブランドです(ウィルスドルフの死後は盾マークに変更)。そのため、数多くのパーツがロレックスから流用されそのまま使用されています(現行品はロレックスのパーツ流用はナシ)。本品も、リュウズ・オイスターケース・ブレスなど、多くのパーツがロレックスからそのまま流用されています。これにより品質の高さは勿論のことながら、見た目の質感やクオリティーが非常に高いのが特徴と言えます。一体どんなパーツが流用されているのかを簡単に説明いたします。まずはケース。この時計のケースには強靭で防水性に優れた、ロレックスの代名詞でもあるオイスターケースが使用されています。それを示す「ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVA」という刻印が裏蓋に刻まれています。この刻印は古いチュードルのみに見られるもので、年式の新しい物や、現行品にはありません。そしてリュウズもロレックスと同じクラウンリュウズがそのまま使われています。こちらも現行品などは、ロレックスパーツの流用はなく盾マークのリュウズになっています。最後にブレス。ブレスは現在では製造中止になっている巻込みタイプのブレスです。そしてこのブレスは大変面白い組み合わせとなっています。バックル部分はチュードルの盾のマークなのですが、クラスプ内に折り込まれている部分にはROLEXの刻印があり、バックル以外の部分はロレックス用ブレスがそのままチュードルの正規パーツとして流用したものではないかと思われます。なのでこのブレスは非常に珍しいTUDORとROLEXのWネームモノとなっています。勿論、今ではこのようなブレスは製造されていません。この年代の時計ならではの組み合わせであると言えます。また文字盤は、この年代のチュードルでは大変貴重なオリジナル文字盤です。60年代、70年代のアンティークチュードルの殆どは、文字盤がリダンです。時計の価値はブランドとコンディションと文字盤がオリジナルかどうかで決まります。リダン文字盤のアンティーク時計は査定の評価が低く、コンディションがよくても、あまり価値は上がりません。そして、何年経っても飽きの来ないシンプルな白文字盤のこの時計は、どんな服装にもマッチします。このように、この年代のチュードルは、ロレックスのパーツ流用などにより、現行品のモノと比べて質感とクオリティーが非常に高いですし、面白い組合わせのブレスなどが存在するモノもあったりして、本品のように希少性が高い掘り出しモノも稀に存在します。また、チュードルは未だに謎も多いブランドで、ロレックスに負けず劣らず、珍品が多いのも特徴です。本品のような程度のよいアンティークモノは数が少なく、コレクションの対象としても大変面白い時計です。是非、この時計もあなたのコレクションの一つに加えてみてはいかがでしょうか?
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 1970年代のアンティークだということを考えますと、いい状態であると言えます。ケースや風防、ブレスなどに大きな目立った傷はありません。ブレスは古い年代のモノですので、多少のノビがあります。予備のコマ・付属品はありません。ムーブメントはチュードルを代表する名機キャリバー2824で、耐久性に優れたムーブとして有名です。オーバーホールですが、2006年2月に行ったばかりですので、テンプの振りもよく非常に快調です。ハック機能も付いてますので時刻合わせも簡単で便利です。日付もロレックス・デイトジャストのように12時で瞬間的に変更されます。
- 日差・サイズ
- 日差は平置きで約+10秒です。ケース径は34mm(ラグを含まず)。ベルト幅は19mmです。
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