ホイヤー懐中型ストップウオッチバルジュー Cal.57 10振動スプリットセコンドラトラパンテ青針

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販売価格: 98,000円SOLD OUT

製造年代・ムーブ: 1963年以降手巻きバルジュー Cal.57 36,000振動 15J

特徴・セールスポイント: たいへん稀少なホイヤー銘のストップウオッチです。ムーブはバルジューCal.57を36,000振動と高振動化し、1/10秒の計測が可能になっています。(高振動化のためゼンマイとバランス・スタッフ、受け石などが強化されています)36,000振動といえばエルプリメロが有名ですが、あの高速なテンプの音が、懐中型の大型ケースのため、耳を近づけなくても響いてきます。しかも、通常のストップウオッチはクロノグラフ秒針が1分で1周するのに対し、これは30秒で1周します。その針の速い動きは必見です。You tubeに動画をアップしましたのでご覧ください。しかもスプリットセコンド機能まで搭載されています。所謂「割り剣」や「ラトラパンテ」とも呼ばれるこの機能は、時計の複雑機構のひとつです。基本操作はワンプッシュ式の竜頭を押すとセンターのクロノグラフ秒針がスタート、もう一度押してストップ、そしてまた押してリセットとなります。計測中に左上のプッシュボタンを押すと、下の赤針がストップしてスプリットタイムが計測出来ます。もう一度押すと上の青針に瞬時に追いつきます。インナーダイヤルは15分積算計です(ジャンピングタイプ)。針はスモセコとクロノグラフ秒針上側がブルースティールとなっており光にかざすと、たいへん美しいです。ケースサイズは普通のストップウオッチと比べると、とにかくデカいです。(比較のために500円玉を置いてみました、付属はしません)この時計もムーブメントがクロノグラフベースなので、永久秒針こそ付いていませんが、ゼンマイをフルに巻き上げると、計測しなくても数時間テンプが動き続けます。1860年に設立したホイヤー社ですが、1963年これもクロノグラフ製造で有名なレオニダス社と合併しており、クロノグラフブリッジにも「HEUER-LEONIDAS SA」と刻印されています。ご存じの通り1980年代TAGグループからの資金援助を受け「タグ・ホイヤー」と社名を変更しており、それを考えると「ホイヤー・レオニダス」という短い期間に作られた貴重な時計だと思います。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: ニッケルベースのクロームメッキのケースには経年のスレや小キズ、メッキ剥げ等あります、おそらく実際に現場で使用された物のようです。プラスチック風防にも微細なスレや小キズ等はありますが、目視での視認性には問題はありません。文字盤にもルーペレベルでの多少の汚れはありますが、目視では綺麗な状態です。ムーブメントもキズ汚れなく綺麗です。画像ではスナップバック式のウラ蓋が色違いのように見えますが、照明の関係でそう写ってしまっただけで、ケースと同じ銀色です。クロノグラフ秒針、15分積算計、スプリット機能、動きも帰零も全く問題ありません。

日差・サイズ: 平置き&縦置きで15分稼働させて、殆ど狂いはありませんでした。ただし実際使用した時の姿勢差、温度や季節によっても変わってきますのでご了承ください。サイズは直径約57ミリ(竜頭除く)、厚さ約17ミリです。

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