オメガ シーマスター クロノグラフ 1970年代製造 カラフルダイヤルフルオリジナル 赤金の名機861搭載 完全OH上がりたて
- 販売価格
- 148,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1970年代製造 Ref.145.023 Ser.32202306 傑作名機、赤金のCal.861搭載 17石 手巻
- 特徴・セールスポイント
- 1967年スピードマスタープロフェッショナルと共に月面着陸に初成功したと同時期に初めて行われたオメガ、スピードマスターのキャリバー変更はさらなる高精度可を目指したもので、キャリバー321をより高振動化したキャリバー861の搭載でした。21600回転の6振動、高精度、高耐久性を実現した伝説のスピマスの進化バージョンキャリバーで、本当の意味での一生ものキャリバーになります。メッキの仕様の違いなどのマイナーチェンジを数回繰り返されつつ現在も採用されている他に例を見ない超ロングセラーキャリバーで、こちらに搭載の861の絶対的な信頼度、完成度は名門オメガ社とアメリカNASA宇宙局のお墨付きです。こちらのシーマスタークロノに搭載の861はスピマス最初期の861キャリバーとまったく同様の赤金861キャリバーになります。しっかりとした裏ブタを空けますと現在見かける現行キャリバーとは明らかに見た目から異なる迫力の有るムーブに圧倒されますが、歯車一枚一枚が非常に分厚く、しっかりとした当時の作り込みの良い17石手巻き赤金クロノムーブを搭載しております。厚みの有る地板にまで、コートドジュネーブの装飾をかけ磨き上げられたオメガ社お得意の赤金ムーブは視覚的にも非常に美しく、感動さえおぼえるほどの傑作です。本当にクオリティを追求して手間ひまをかけ、良質な素材をふんだんに使って贅をこらしたハンドメイド仕上げの良質な時計が製造されたのは残念ですがこの年代が最後でしょう。現在の1861キャリバーでさえ共通パーツはまったく同じもので継承して生産されているとはいえ最終仕上げはハンドメイドではなくオートメーション化されておりますので861ほどの仕上がりでは御座いません。ましてやスピマスやシーマスターのオートマチックともなりますと大量生産品のETAやフレデリックピゲ製ベースのハイビートになりますため、薄い工業生産品の部品を使い、お金をかけずに精度を上げるための8振動、ハイビート仕様ですので(白色ムーブ、現行品に赤金ムーブは在りません)その代償として部品どうしの磨耗が早くからおこり定期的にパーツ交換の必要がどうしても必要になるキャリバーになってしまいますため、こちらロービートの手巻きキャリバーとはまったくの別物です。こちらロービートキャリバーの861は(21600回転の6振動までがロービート)非常に耐久性があり、定期的なOHも安くすみ、フォルムはシンプル個性的といい事ずくめですね。ねじ1個、歯車1枚だけ見ても、厚み、材質の質の良さは現行ハイビートとはまるで別物です。またこれだけキャリバーが多いオメガ社ですが部品がいまだに材料店に豊富に供給されているメーカーの姿勢がすばらしいです。もちろん861も部品は豊富ですので安心して実用使いできます所が本当にうれしい限りです。Rがつくどこかの有名メーカーさんも見習っていただきたいものです。安心感は本当に最高のメーカーですね。アンティークOMEGAの良さを御理解頂けます方にお譲りしたく思います。しかし一番の特筆すべきはこの時計の激レア度だと思います。私の25年間に渡るアンティーク時計収集の長き歴史の中でもたった1本しか出会っていないモデルになりますので見かけたことの有る方は業者の方でもほとんど皆無なのではないでしょうか。こちらはイギリスのアンティーク市場で遭遇し、あまりのフェイスの珍しさに必死の思いで買い付けた品で、定期的にOHを施して大切にしてまいりましたが、コレクションの内容が変わってきましたためお好きな方にお譲りしたいと思います。変形8角のうわっ。と驚き迫力満点のデカケースはRADOなどが良く使うスクラッチプルーフ(超合金)の硬質ケースを採用です。もちろんOMEGA純正のケースです。超硬質のためこの年代にしてはキズなど少なくさすがにキレイです。が多少の小キズは御座います。ブラックマットベースの驚くほど手の込んだオリジナルダイヤルはトルコブルーとサンゴレッド、にビビットオレンジカラーを巧みに配置しアップライトインデックスと段差付きのインナーベゼルの立体感がとてもメカニカルで視界性の配慮、デザインバランスともに最高です。こんなキバツでステキな配色の時計は他に見た事が御座いません。インナーベゼルは元はホワイトだったのでしょうか。薄茶色アイボリーカラーに雰囲気良く均一にキレイに美ヤケが入っておりヴィンテージ感に溢れておりアンティック感を存分に堪能出来ます。70年代特有のスパルタンなフラットガラスにはやはり多少の小キズ等御座いますが視界性を妨げる様な物など無くコキズなど味わいの内程度でまだまだキレイです。ブレスも当時の希少なオリジナル1166です。クラスプはサイドが鏡面の仕様、盛り上がりオメガロゴのこの年代特有の物です。FFは171です。ただし12時側下クラスプ接合足しコマ部の4コマのデザインが変えられております、特別違和感は御座いません。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 今回出品するにあたり、2007年5月にオーバーホール済ませたばかりですのでコンディションは最高です。もちろんムーブにはサビ等一切無くオメガ社製レマニアベース赤金861キャリバームーブメントはまるで新品同様にキレイです。今回のオーバーホールではオメガ等のメーカーが使用している物と同型の最新VELVO-CLEAR全自動洗浄器をつかったメーカー修理同等のクオリティの高い修理を施している機械式時計専門の高級品専任時計士のもとOH終了おりますので安心してすぐにお使い頂けます。日差はなんと6ポジションすべてで+ー10秒以内に調整済みです。すばらしいムーブコンディションで残った固体だそうですので安心ですよ。ケースのサイズはおどろき迫力のビックサイズ縦約52mm、ガラス直径約33mm、横約45mm、リューズまで入れて横約47mm、厚み約13mmです。時計ブレスの内周長さ約19cm御座いますので、標準的な腕周りの方でしたら十二分に長いと思います。付属品は御座いません。
- 日差・サイズ
- 日差はなんと6ポジションすべてで±20秒以内に調整済みです。すばらしいムーブコンディションで残った固体だそうですので安心です。
- ■売り切れ商品です。販売中の同モデルはこちらからお探しください