ルクルト フューチャーマチック ハーフローター 10KYGF 希少

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販売価格

168,000円SOLD OUT

製造年代・ムーブ

1960年代/Cal.497(半回転式自動巻き)/パワーリザーブ・インジケーター/スモールセコンド/ケース素材10KYGF

特徴・セールスポイント

1953年にジャガー・ルクルトが発表したフューチャーマチックです。自動巻き腕時計の理想を追求して創られたと言われる、ルクルトの歴史の長い歴史の中においても独創的なモデルで、その名に“フューチャー”と冠しているとおり、自動巻きであることを誇示するために世界で初めてケース側面からリューズを排した、当時の未来観を連想させるスマートなデザインの一本です。肝心のリューズは裏蓋に平たいボタンのような形状で配置されており、針を動かして時間を合わせる際は、それをスライドさせ、回して調整するという実に興味深い仕組みになっています。ムーブメントはバンパー式(半回転式)の自動巻きで、文字盤の9時位置にパワーリザーブのインジケーター付いており、巻き上げ残量を目視で確認することが出来ます。また、フューチャーマチックの特徴として、巻き上げが全巻き近くになるとローターをロックして、ゼンマイ切れを防止するという非常に凝った機構が挙げられます。バンパー式は、自動巻きローターが半回転しかせず、往復運動することでゼンマイを巻上げるハーフローターと呼ばれるタイプで、ローターが回る度にコロコロという愛らしい感触が腕に伝わり、個人的にとても好きなムーブメントです。この個体は、ストレート・ラグが多いフューチャーマチックの中では珍しい、猫足のようなラグを持ち、インデックスがアップライトのクサビ型と三角錐型・針がドルフィンハンドです。最近ではなかなか市場に出てこない希少なモデルです。この機会に独創性に富んだcal.497(17石)を1本所有してみてはいかがでしょうか。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品

ケース及びラグに使用に伴う小キズ、裏蓋に線キズはありますが、特筆するようなダメージはありません。文字盤も経年による変化は見受けられますが、ミラーダイヤルのような艶もあり、年代的には良い状態を保っていいます。その他ゴールドキャップ(金張り)・針及びインデックス・ドーム型のプラ風防等、全体としては良いコンディションと言えると思います。社外品の革ベルト(美品)、尾錠付きです。付属品はありません。

日差・サイズ

日差は+1分程度です。ケースサイズは、約33mm(リューズ含まず)、縦(ラグ端からラグ端まで)約42mm、厚さ約12mm(風防含む)、ラグ幅18mmです。

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