ルクルト LECOULTRE メモボックス 10KGF リストアラーム手巻き

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特徴・セールスポイント: ルクルト社(現ジャガールクルト)のアラーム式手巻き腕時計、メモボックスです。世界初のリストアラームは1947年に発表されたヴァルカンのクリケットですが、続く1950年に世界有数のマニュファクチュールであるルクルト社がダイヤル式のメモボックスを発表しました。1956年には世界初の自動巻きアラーム時計へと発展し、歴史に残る逸品となりました。メモボックスは現在でも改良を加えながら生産され続けている人気モデルです。こちらは1950年代頃の手巻き式リストアラームで、文字盤中央の回転式の目安板を2時位置にある竜頭で作動させて三角形のマーカーでアラームの時刻をセットします。時間がくるとジリジリと機械式時計特有のアラーム音が鳴り出す仕組みです。古き良き時代の温かみのある質感や高級感を感じられる仕上がりに加え、美しく焼けて雰囲気のある文字盤には3の倍数での飛び数字のインデックスがお洒落心をくすぐります。経年的なコキズはありますが、10KGFのケースと文字盤が馴染んでアンティークの良い雰囲気を醸し出しています。今なお、古めかしさを感じさせずヴィンテージの魅力を教えてくれる希少なリストアラームです。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: ダイヤル(文字盤)は経年相応の焼け、シミやコキズがあります。致命的なダメージなどはありません。インデックス、針は経年変化していますが、錆びは出ていません。夜光に少しくすみが見られます。ケースはスレとコキズ、9時方向ケースサイドに少しヘコミがありますが、全体的な印象としては年代の割には概ね綺麗な状態を保っています。裏蓋の刻印は問題なく確認できます。風防はスレとコキズがありますが、視認性には問題ありません。ベルトは社外品の未使用ベルトを装着していますので、すぐにご使用いただけます。付属品はありません。<使用方法>アラームは問題なく作動します。古いアラーム時計のため設定時刻ぴったりではなく数分前後の誤差はご了承ください。2時位置のリューズを引いて回すと時刻設定ができます。リューズをそのままのポジションで巻き止りまで巻いてから引くとアラームがオンになり、セットした時刻にセミのような「じりじり」音が、鳴り響きます。4時位置のリューズは、通常の手巻き式時計のリューズと同じで引いて回すと時刻設定ができます。

日差・サイズ: 日差は24時間の実測で20秒程度に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は17mm。ケース径は約34mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約38mm、厚さ約10mmです。

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