ジャガー・ルクルト 手巻式ミリタリー WWW イギリス陸軍ブロードアロー 1940年代 ルクルト自社製 高級ムーブCal.479塔載でIWCやロンジンのライバル機
- 販売価格
- 159,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1940年代製の手巻式、ジャガールクルト自社製のCal.479。イギリス軍に納入された軍用時計のうち、IWCやロンジン、オメガ等が製造した空軍用の「マーク9」「マーク10」「マーク11」といった最高クラスに相当する水準の、陸軍用の高級機で、直径30ミリ弱の大型キャリバーです。16石の多石仕様で、大きめのルビーが軸石として使用されています。一説によれば、このルクルトCal.479は、この型の時計専用に制作された稀少品であり、生産個数は1万個に満たないとも言われています。オメガの30ミリキャリバーが総計300万個以上生産されたものである事と比べて、非常に数が少ない、稀少なジャガールクルトです。ミリタリーウォッチですが、このルクルト製のキャリバーは、歯車の先端まで磨きぬかれており、大きめのテンプに配置された多数のチラねじもキラキラと輝き、美しさと、精密さ、堅固さを兼ね備えています。
- 特徴・セールスポイント
- 第二次世界大戦のイギリス軍には、IWC、ジャガールクルト、オメガ、ロンジンなどスイスを代表する高級時計会社が、その技術の粋を集めて、高品位な当時の最先端のミリタリーウォッチを納入していました。その一例として、このジャガールクルトは、直径約30ミリ前後の大型キャリバーを塔載したスモールセコンド仕様の、イギリス空軍用「マーク10」と同レベルの、陸軍用「WWW」です。WWWとは、防水性を意味するWaterproof Wrist Watchの頭文字であり、イギリス陸軍用の腕時計の中でもスクリューバック等の当時の高級仕様にあたります。手巻式ですのでリュウズが大切ですは、そのリュウズにも、ジャガールクルトのエンブレムが誇らしく刻印されています。ところで、イギリス軍のミリタリーウォッチの「マーク10」や「WWW」として、IWC製(相場のイメージは50万円以上)やオメガ製(同:およそ20万円以上)は比較的よく出回っているのですが、このようなジャガールクルト製は、なかなか出会うことができない逸品です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- アンティーク品が放つ、優雅な味わいと格調が感じられます。ケースや文字盤や針などは経年変化が見られ、年月の経過した蛍光塗料も、それなりに良く残っているものの、一般的な高級アンティークウォッチと同様に蓄光しなくなっていますが、そうした貴重な味わいを含めて、アンティークミリタリーウォッチとして、良い雰囲気です。さすがに製造後60年以上が経過した古い時計ですので、アタリキズや 接触跡等はありますが、むしろアンティークゆえに避けられない「味わい」とご理解ください。ベルト留めは、上方がワイヤーラグ式で、下方がバネ棒になっていますので、ベルトはNATO軍タイプのものを装着してあります。このベルトは未使用品で、日常使用できるキレイな状態です。
- 日差・サイズ
- さすがはジャガールクルト製の高級ムーブメントです。現在でも実用に耐えうる性能を保ち、ネジを55往復ほど、巻き止まりまで巻いて平置きでの目視ですが、およそ30秒くらいの日差の様です。時計の大きさは横幅約36mm(リュウズ含まず)、厚さ約10mm(風防含む)、ラグの幅(ベルト幅)は18mmです。
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