ロンジン高級仕様自社キャリバー Cal.15.94 ポーセリンダイアル適度なサイズ直径37mm 手巻式腕時計希少

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販売価格: 102,000円SOLD OUT

製造年代・ムーブ: 1920年から30年代、バイメタル切りテンプ、チラねじ付きロンジン自社製キャリバー Cal.15.94

特徴・セールスポイント: 初期の腕時計であり、1905年頃に懐中時計用に開発された高級キャリバーのCal.15.94を搭載しています。1920年代にチェコスロバキア空軍用に3000個のみ生産された、ロンジン製パイロットウオッチには、キャリバーは、Cal.15.94、Cal.15.26、Cal.15.68Zの3種類がありましたが、初期型には、このCal.15.94が使用されていました。ポーセリンダイアルは、1920年代から1930年代当時の意匠であった筆記体の「Longines」のロゴが端正に配置され、1時から12時までの数字の外側に、赤い文字で13時から24時までの数字が書かれており、いかにもビンテージ時計、アンティーク時計としての優雅さや、高級時計としての品格が感じられます。ケース、文字盤、ムーブメントすべてにロンジンのサインが入っています。ちなみにステンレス製ケースはロンジンが正規の提携工場で生産されたものと思われ、ロンジンのマークとホールマークと製造番号が刻印されていますがムーブ上の製造番号とは違う番号になっています。この時計の時代には、ケースはロンジン本社で製造せず、公認のケース専門の委託工場（下請け工場）でつくったケースを使用することが、一般的に行なわれており、ムーブとケースの製造番号が一致するのは稀でした。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: 年代を考慮すると、かなり美しい部類に入ると思われます。ステンレスのケースは部分的に黒ずんで見える部分やスレなどの経年変化もありますが、軽く拭きとる等によってキレイになる程度のものと思われ、ピカピカに仕上げてある物よりも、むしろ味わいを感じます。ポーセリンの文字盤は、外周部の3時と4時の間に小さな傷がありますが、美観を損ねるほどのダメージではなく、じっくり見てから気がつく程度のものです。なお、この艶やかな純白の文字盤を、角度を変えながらじっくり眺めると、数本の、髪よりも細いような些細な筋か、非常に浅い傷のようなものが見えるのは惜しいところですが、それを差し引いても優美な文字盤と思います。このコンディションは、非常に良好な部類に入ると思います。尾錠とベルトは、未使用品の本革製モレラートです。（ちなみに、ばね棒式ではなく、いかにもビンテージウオッチの貫録あふれるワイヤーラグです。）ほかに附属品はありません。

日差・サイズ: 日差は、目視ですが約1から2分と思われます。（日差は使用条件により変わります）時計の大きさは横幅約37mm（リュウズ除く）、厚さ約11mm（風防含む）です。古い時計ですが過去のオーナーさんの頃からずっとメンテナンスが良好であったため、テンプの振れ方などのコンディションは、この時代の時計としては非常に優秀です。

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