セイコー スピードタイマー 6139-6002 ペプシベゼル デイデイト シングルクロノグラフ ホワイトリング・ブラックダイアル
- 販売価格
- 63,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1974、Cal6139B、Ser. 48****、Day-Date、Automatic Chronograph
- 特徴・セールスポイント
- 国産アンティークウオッチの中でも人気が高い、諏訪精工舎製造?6139″スピードタイマー(6139-6002)シングルクロノグラフになります。中でも鮮やかな赤と青のベゼルは、通称『ペプシベゼル』と呼ばれ、さらに人気が高いディテールの様です。
心臓部にはCal.6139 オートマチックムーブメントが搭載されており、同じ初期の自動巻きクロノグラフにはブライトリング、ホイヤー・レオニダス(Heuer-Leonidas 、現タグ・ホイヤー)、など4社共同で開発した「キャリバー11」が有名ですが、その発表の以前にSEIKO社が実用化した世界初オートマ・クロノデイト第1号という世界に誇れる機械になります。
第一号と言っても時間積算計を省いた簡易機能と言わざるを得ませんが、その分スッキリとした顔つきであり、分刻みの現在ではこちらの方が使い勝手があるのかも知れません。
更に、Cal.11には備わっていなかった「デイデイトの早送り機能」も備えていた優れモノです。
それに、現代では高級機の代名詞的な駆動方式であるコラムホーイールを採用したクラシカルなメカニズム採用している点も評価が高い理由です。
文字盤にはホワイト系の回転インナーベゼルを配したブラックダイアルであり、その周りをペプシベゼルが取り巻く存在感のある時計です。
クロノ針は朱色で時分針は太めのスクエアー針を採用しております。メタルブレスレットが残っている点も嬉しい限りです。
操作性も問題有りませんが、2時位置のボタンで朱色の針がスタートおよびストップ、4時位置ボタンでリセットします。竜頭は普段に収納されている様式ですが、回すとインナーベセルが回転し、押し込むと日付、さらに押し込むと曜日がチェンジし、引き出すと通常の時分針による時刻設定の調整になります。6時の位置にあるスモールセコンドは30分積算計、日付及び曜日表示は3時位置になります。
奇しくも1970年、自らが開発したクオーツにより機械式はこの後、しばらく衰退することになりますが、この61クロノは、実用はもちろんのこと、所有している事で何か誇らしい時計です。この機会にご検討頂ければ幸いに思っております。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 大型の時計側ケースには使用に伴う小傷や擦れ傷など使用感はありますが、ビンテージ時計としての風合と感じております。裏蓋にも目立つ傷はありませんが小傷が見られます。 文字盤は経年による劣化は無く、概ね良好なコンディションを維持しております。クリスタル風防も概ね良好です。インナーベゼルの回転やデイデイトの早送り機能及び各竜頭操作は良好です。ムーブメントもアンティーク時計としては精度も良好であり、クロノ機能も正常で帰零も良好です。付属のブレスレットには多少の伸び感が有りますが、問題無く装着可能です。説明及び画像だけの情報になりますが、これからも末長くお使い頂ける時計と思って下ります。
【付属品】 本体(ブレスレット)
- 日差・サイズ
- 日差は平置で1分以内に収まっております。(永久秒針がありませんので秒単位の精度は不明です)。ケース径は横:約41ミリ(リューズ)含まず。縦(ラグからラグまで):約47ミリ、ブレスレットは19センチまで十分に対応可です。
- ■売り切れ商品です。販売中の同モデルはこちらからお探しください