セイコー SEIKO セイコーマチック 2トーン仕上げの文字盤 20ミクロン金張りオートマチック
- 販売価格
- 25,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1962年10月頃(裏蓋の刻印から推定) 自動巻き Cal.603 20石
- 特徴・セールスポイント
- セイコーマチックの20石の自動巻きモデルです。セイコーは1881年、服部時計店として創業されてから130年以上もの歴史を刻み続ける日本が世界に誇る時計ブランドです。創業者である服部金太郎の「常に時代の一歩先を行く」という理念のもと、数多くの革新的な製品を生み出してきました。1960年から70年代には日本の高度経済成長ととも名を広め日本を代表する時計メーカーとなりました。そんな時代に作られたセイコーの時計は今なお多くの人に愛され続け、国産アンティーク時計の中でも人気を博しています。今回ご紹介するセイコーマチックはセイコーの多くの自動巻き腕時計に付けられた「何々マチック」というペットネームの中でも始祖といえるもので、1960年代頃の機械式時計最盛期に、セイコーの薄型普及機「ライナー」をベースに開発され、セイコーの男性用自動巻腕時計の主力製品として多くの製品展開がされました。ボールベアリングを採用した自動巻機構は腕のわずかな動きでもゼンマイが巻きあげられ、結果としてリューズによるゼンマイ巻が不要となり、時刻調整のときにしか使わなくなったリューズを埋め込み式にして、隠すことで外観のブラッシュアップと装着感の向上を実現しました。こちらは20ミクロンの金張りケースに入った高級感のある時計です。ダイヤル(文字盤)は2トーン仕様のデザインとなっています。中央のシルバーの部分は放射仕上げが施されてあり上質で格調高い仕上がりとなっています。外周は外周がレコード盤状に仕上げされており、コストを掛けて造られたことが一目瞭然です。ドルフィンハンドとバーインデックスはいずれも多面カットされており、シンプルながらにディティールに拘りを感じさせる造りとなっています。12時位置にある独楽マーク(ジャイロマーク)は当時、自動巻き時計がまだメジャーな存在ではなかったため自動巻き時計を示すイメージシンボルとして文字盤に付けられていました。時代を感じさせてくれるセイコーの歴史に欠かせない逸品です。お落ち着いた雰囲気の社外未使用品の茶色のベルトに交換してありますので、普段使いからフォーマルまで幅広い場面で活躍できるかと思います。長くご愛用いただける逸品です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【ダイヤル】ダイヤル(文字盤)は経年変化しています。焼け、シミ、コキズが認められます。特に目に付く大きなダメージはありません。文字やメモリのかすれ消えはありません。針やインデックスは経年変化していますが錆びなど出ていません。【ケース・裏蓋】ケースはスレ、コキズ、金張りの剥がれ、経年変色が認められます。特に致命的な大きなダメージはありません。裏蓋も剥がれが見られます。刻印は鮮明です。【風防】風防はスレ、コキズ、線キズが認められます。特に大きなキズやスクラッチはありません。視認性は保たれています。【ベルト】ベルト・尾錠は社外の未使用品を装着していますので、すぐにご使用いただけます。。【付属品】ベルトの空箱とタグです。【操作方法】右サイド4時方向にあるのがリューズです。リューズを引いて回すと針が動いて時刻調整ができます。※リューズを交換しておりますので、少しケースにすれる音がありますが、ご使用には問題ありません。ハック(秒針停止)機能はありません。手巻き機能のない自動巻きの時計です。針が止まっている場合などは少し振って(ゼンマイを巻き上げて)からご使用ください。
- 日差・サイズ
- 日差は24時間の実測で30秒以内に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は19mm。ケース径は約36mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約44mm、厚さ約10mm(風防含む)です。
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