タカノ KANO プレシジョン プライム レインプルーフ 放射仕上げシルバーダイヤル 17石 手巻き
- 販売価格
- 33,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1960年代頃 手巻き 17石
- 特徴・セールスポイント
- タカノの手巻き時計です。1899年、高野小太郎氏によって名古屋で創業された今は無き国産時計メーカー・TAKANO(タカノ)。掛時計の製造からスタートし、ドイツ・ラコー社のムーブメントを手本に1957年に第1号の「ラコー型」を発表、腕時計の製造を始めました。しかし、1959年に伊勢湾台風の被害を受け、経営悪化のため現在のリコーに吸収されてしまいました。技術力としては、日本を代表する時計ブランド・セイコーやシチズンと肩を並べる実力がありましたが、実質4年11か月程しか腕時計は製造されなかったため現在では「幻」のメーカーといわれています。今回ご紹介するのはそんなタカノの、高精度を意味する「PRECISION(プレシジョン)」の名前が付けられたモデルです。ケースは滑らかなカーブの金メッキのラウンドケース。裏蓋はSSで、現在では防水性は期待できませんが、防水性を示す「RAINPROOF」の刻印があります。ふっくらと立体感のある放射仕上げのシルバーダイヤルにドルフィンハンドとバーインデックスの組み合わせ。シンプルながらにアンティークの味わいをも感じさせてくれます。長短針、インデックスには中央に夜光が配されており、精巧な凝った作りをしています。筆記体で記されたTakano PrecisionやPrimeの文字が洗練された雰囲気を助長して高級感を高めています。リューズにはTのロゴが刻印されています。普段使いからフォーマルまで幅広い場面で活躍できるかと思います。現行品では味わえない、アンティークならではの魅力を存分に味わえる逸品です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【ダイヤル】ダイヤル(文字盤)は焼け、シミ、コキズが認められます。特に目に付く大きなダメージなどはありません。文字やメモリのかすれ消えはありません。針・インデックスは経年変化しています。夜光は経年変色しています。 【ケース・裏蓋】ケースはスレ、コキズ、経年変化、剥がれが認められます。特に致命的な大きなダメージはありません。裏蓋の刻印は鮮明です。リューズも経年変化しています。 【風防】風防は軽いコキズ程度です。特に大きなキズやスクラッチはあ りません。概ね綺麗な状態です。装着しての日常視認も保たれています。【ベルト】ベルト・尾錠は社外品。使用感はありませんが、保管中についたシミがあります。問題なくご使用いただけます。 【操作方法】右サイドにあるのがリューズです。そのままのポジションで手巻きができます。 手巻き時計ですので毎日リューズでゼンマイを巻き上げてご使用ください。巻き止り以上に強く巻き上げるとゼンマイが切れることもありますので、できるだけ ゆっくり優しく巻き上げてください。リューズは右回し(時計回り)に指先の腹 で前方に押し出すようにして巻き上げます。リューズを引いて回すと針が動いて時刻調整が出来ます。ハック(秒針停止)機能はありません。【付属品】ありません。
- 日差・サイズ
- 日差は24時間の実測で30秒以内に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は18mm。ケース径は約36mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約44mm、厚さ約9mm(風防含む)です。