セイコー SEIKO クラウン ワンプッシュクロノグラフ ファーストモデル 国産初のクロノグラフ 東京オリンピック聖火マークにプラスチックベゼル 手巻き
- 販売価格
- 95,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1964年頃 Cal.6138 自動巻き
- 特徴・セールスポイント
- セイコーのワンプッシュクロノグラフのファーストモデルです。セイコーは1881年、服部時計店として創業されてから100年以上もの歴史を刻み続ける日本が世界に誇る時計ブランドです。創業者である服部金太郎の「常に時代の一歩先を行く」という理念のもと、数多くの革新的な製品を生み出してきました。1960年から70年代には日本の高度経済成長ととも名を広め日本を代表する時計メーカーとなりました。この時代は新幹線や高速道路などの急速な開発などにより、めざましい復興・発展を遂げました。1964年の東京オリンピック開催が大いにきっかけとなったことかと思います。今回ご紹介するのは、そんな「東京オリンピック」を記念しセイコーがクラウンをベースとして製造した国産初のクロノグラフです。名前の通り2時位置のプッシャーを押すとクロノがスタート、再度押すとストップ、そして更に押すとリセット位置(12時位置)に戻るワンプッシュタイプとなっております。30分積算計や12時間計などの積算計がない秒針計測のみのシンプルな構造ですが、国産クロノグラフでは非常に珍しい本格派ピラーホイール式ムーブメントとなります。こちらはファーストモデルのプラスチック製の黒ベゼルのモデルです。ファーストモデルのみベゼルがプラスチック製となっています。プラスチックのため衝撃などに弱く、損傷せずに現存している個体は少なくなりつつあります。文字盤は放射仕上げされた上品なシルバーダイヤル。バーインデックス、ドルフィンハンドとアンティークらしい顔つきのクロノグラフです。セカンドモデル以降は夜光なしのダイヤルになっておりますが、針とインデックス部分に夜光が配されています。年月を重ねたことにより焼けムラがあり、現行品では味わえない深みが滲み出て良い雰囲気です。裏蓋の東京オリンピックの聖火マークは確認できる程度に残っています。国産アンティークファンには堪らないクロノグラフの逸品です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【ダイヤル(文字盤)】経年変化しています。焼けムラが認められます。文字やメモリのかすれ消えはありません。針・インデックスは経年変化していますが、錆びなど出ていません。針の夜光は生きています。
【ケース・裏蓋】ケースはスレ、コキズがありますが、目立って大きな打ちキズ、凹みなどはありません。裏蓋の刻印は判別可能です。
【風防】スレ・コキズが認められます。特に目に付く大きなダメージはありません。視認性も保たれています。
【ブレス】ブレスはバックル部分にSEIKOの刻印が確認できます。スレとコキズがあります。18.5cm前後まで対応します。問題なくご使用いただけます。
【操作方法】ベゼルは両方向にスルスルと回ります。右サイド中央にあるのがリューズです。引いて回すと針が動いて時刻調整ができます。リューズ上にあるのがクロノのプッシャーです。それを押すとスタート・ストップ・リセットの順で操作が出来ます。クロノの動作、秒針の帰零は問題ありません。
【付属品】ありません。
- 日差・サイズ
- 日差は24時間の実測で30秒程度に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は18mm。ケース径は約37mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約45mm、厚さ約10mm(風防含む)です。
- ■売り切れ商品です。販売中の同モデルはこちらからお探しください