セイコー グランドセイコー クロノメーター GS1stモデル 獅子メダリオン 状態良好
- 販売価格
- 188,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1962年製、J14070E−GS、Ser.261****、Cal.3180、25石 手巻きモデル
- 特徴・セールスポイント
- 日本が誇る、SEIKO社のフラグシップモデル:グランドセイコー (GS)、その記念すべき 初代クロノメーターになります。1960年に販売が開始され、当時のキャッチフレーズとしては、「正確無比、生涯持つことに誇りを抱く時計」として開発が進められ、精度・耐久性・外観すべてにおいて最高評価を獲得する目標を掲げた事でも意欲が伝わってきます。その点では末永く使用しても飽きが無く、上品で高級感に溢れる質感やデザインは古さを感じさせず、半世紀が経過した現在でも素晴らしい。の一言に尽きます。備えている特徴には色々ありますが、武勇伝が多く語られている内部搭載ムーブメントには、キャリバー“3180” が用いられ、当時の諏訪精工舎独自設計のもので、同社高級ライン、クラウンの流れを汲む機械です。そのベースムーブの基盤に数石増やし、徹底的に磨き上げなどの手を加え、精度の基準検査に合格した物だけを使用する徹底ぶりであり、世界的な実用精度基準であるクロノメーター規格を上回る15日間に及ぶ独自の社内試験を実施して、それにパスした時計だけが製品に出されておりました。これは自社の技術力が世界に通じることを証明するアピールだったのかも知れません。また、今では普通に備えている機能ですが、実用時計には必需機能である秒針規正装置も初めて付けられた腕時計でもあり、広く評価されているスイス製の高級メーカーの時計でも、その約10年後にようやく装備されだした付加機能の様です。外観ケースにもこだわりがあり、それまでの平均的な大きさより、やや大ぶりのケース径とポイントラインを施した太いラグに、普及品の4倍量にあたる 80μと分厚く鍍金を施して、高級感をアピールしております。文字盤にも純白の下地にグランドセイコーの金ロゴを入れ、針、インデックス共にゴールドで統一されており、SD文字板にはインデックスに18金無垢が使用されております。そのGSロゴにより同モデル仕様の変化時期が見て取る事ができ、発売当初の1960年にはプリントGS、1961年から彫り込みGS、そして1962〜1963年はアップライトGSになっており、ご紹介の時計はアップライトGSの前期型にあたり、後期型よりグンと希少性があります。このGS 1stモデルには歴史的な価値が十分ある時計に間違いなく、最近ではコレクターの方も増え、流通量も少なくなっており、一期一会のアンティーク一点ものでもあり、この機会に最高な時計を是非ご検討頂ければ幸いです。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 半世紀以上前のアンティークウオッチになりますが、概ね良好な保存状態を維持した時計になります。時計側及び裏蓋には摩耗感も感じず、6時左側のラグ足側面に当り傷が見られますが、その他大きな傷も見られない状態です。何より初期のグランドセイコーシリーズでは代表的存在でもある裏蓋のメダリオンもほぼ輝きを失ってはおらず健在です。リューズはご覧のように剥がれが見られます。また、アンティーク時計では良く見られる、経年変化である文字盤に微細なシミはありますが変色や劣化は殆ど感じません。時計針にクスミが見られます。強化プラスチック風防は保管時の擦れ程度で、傷や欠けも無く良好です。竜頭には手巻き時計の宿命として、やや劣化は見られるものの摩耗感は少なく、「S」表記入りの竜頭です。ムーブメントは定期的にメンテナンスを継続して来た掘り込みがバックケース裏に見られ、大変良好で精度も安定しており、画像でも確認して戴けますが、湿気混入などの痕もなく輝いている綺麗な機械コンディションです。これからのご使用にも問題の無い状態を維持しています。未使用カーフベルトを付けて、ご提供させていただきます。付属品:時計本体、カーフベルト(未使用品)が付属致します。
- 日差・サイズ
- 日差は平置で30秒以内です。ケース径は横;約35ミリ(竜頭含まず)、厚さ:約9ミリ、ラグ幅:18ミリです。腕回りは21センチまで対応致します。