リコー RICHO ダイナミック オート 防水ケース 33石 オートマチック カレンダー 自動巻き 平成24年9月付OH明細書付属
- 販売価格
- 27,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1960年代頃 自動巻き
- 特徴・セールスポイント
- 『RICHO』はカメラやコピー機などを生産していることでも有名ですが、
『幻の時計メーカー』と呼ばれる『タカノ』を買収した事でも知られています。
その頃から時計の製造も開始しました。
『タカノ』は1957年から腕時計の製造を開始するも、60年9月の伊勢湾台風により本社工場が破壊的ダメージを受けました。
そして4年11ヶ月という短さで『タカノ』としての腕時計の製造は幕を閉じました。
しかし、その僅かな期間で世界一の薄型手巻き式時計『タカノ シャトー』を生産するなどその実力はセイコーやシチズンに引けを取らないものでした。
そんな『タカノ』を吸収した『RICHO』はタカノの精神を受け継ぎ、今なお根強いファンが多く存在します。
今回ご紹介するのはそんな『RICHO』のダイナミックオート・33石モデルです。
文字盤は放射線状にヘアライン加工された上質な造りです。
12時位置にはアップライトの『R』のロゴマークと、モデル名の『Dynamic Auto』がライティングされています。
6時位置には『33 Jewels』、『WATERPROOF』の文字が見られます。
現在の防水性はわかりませんが、当時は防水性の高いモデルとして売り出されていたようです。
アップライトのインデックスは大きめのスクエア型で視認性に優れています。
存在感のあるドルフィンハンドもケース、インデックスのカラーとマッチして高級感があります。
機械式時計ならではの秒針のスウィープ運針にも心が惹かれます。
3時位置にはカレンダーも付いており実用的です。
リューズには『R』のロゴマークが入っています。
裏蓋はスクリューバック式です。
ブランドロゴやモデル名、『57118』等の刻印は鮮明に残っています。
これまで大切に使用されていた証です。
ブレスはマルマン製です。
バックルはスライドでサイズを調整できるので非常に便利です。
貴重な歴史を持つ国産アンティークの魅力が詰まった逸品です。
是非この機会にコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【ダイヤル】
ダイヤル(文字盤)は軽い経年のヤケ、コキズ、薄いシミが認められます。
特に致命的で大きなダメージはありません。
文字・メモリのかすれ消えもありません。
インデックス・針は特に目立つ錆や汚れはなく視認性や針の動作も問題ありません。【ケース・裏蓋】
ケースはスレとコキズが認められます。
特に致命的で深く大きなキズはありません。
概ね綺麗な状態です。
リューズの巻上げはややカスレ感があります。
裏蓋はスレ、コキズ、オープナー痕が見られます。
刻印は鮮明です。
大きな凹み等もありません。【風防】
風防は特に目に付く大きなクラックやスクラッチはありません。
綺麗な状態です。
日常視認性も十分に確保されています。【ブレス】
ブレスはスレとコキズが認められます。
特に致命的で大きなダメージはありません。
概ね綺麗な状態です。
信頼のおけるマルマン製です。
腕周りは最大21センチ前後です。
バックルをスライドさせてサイズ調節ができます。
18.5センチ前後まで縮める事ができます。
すぐに日常装着可能です。【操作方法】
ケースの右サイド3時位置にあるツマミがリューズです。
そのままの状態で手巻きができます。
自動巻きの時計ですが針が止まっている場合などは時計本体を掌中で軽く振り、
手動でリューズを巻き上げて針が動いていることを確認してご使用ください。
リューズは時計回りに指先の腹で前方に押し出すようにして巻き上げます。
できるだけゆっくり優しく巻き上げてください。
リューズを引いて回すと針が動いて時刻調整ができます。
ハック(秒針停止)機能はありません。
デイトは針を回して調整します。
※デイトを変更した後、一旦針を前日の午後8時あたりまで
繰り戻した後、反転して進めるとクイックチェンジできます。【付属品】社外製の内・外箱、平成24年9月27日修理店お預かりのOH明細書が付属します。
- 日差・サイズ
- 日差は24時間の実測で30秒程度に収まっています。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。
ケースサイズ横(リューズ含まず)約36ミリ、縦(ラグからラグ) 約46ミリ、厚さ 約11ミリ、ラグ幅 20ミリです。