セイコー SEIKO QZ 1974年製アンティークの09系クォーツキャリバー塔載諏訪セイコー製未使用稀少品

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製造年代・ムーブ: 1974年製 38系統の高級クォーツキャリバーのスピリットを引き継ぐ09系を塔載。クォーツ時計自体が、今では考えられないほどの高級品であった時代の、代表格の機種です。現代のクォーツ時計とは異なり、コストを度外視して複雑な手作業の工程を含む製造方法で生産されております。昭和の当時の一般的なサラリーマンにとって、憧れの時計のひとつです。

特徴・セールスポイント: 誇りある諏訪セイコー製の、奇跡的に偶然発見した未使用品の高級オールドクォーツです。裏蓋の刻印から判断して、1974年製で、8月生産ロットの品と考えられます。写真に写っておりますように商品タグや裏蓋のステッカーも残っています。セイコーは1960年代末期、諏訪セイコー製のキャリバー35を塔載した世界初の市販のクォーツ時計「アストロン」を45万円で発売し、その金額は当時42万円のカローラより高かったのです。その後、諏訪セイコーでキャリバー38、09と、ツインクォーツ99系、96系の開発へとつながります。一方、亀戸セイコーでは、キャリバー36、39、08と開発が進み、ツインクォーツ92、97、94系を開発と、高度経済成長の只中でした。この時計の文字盤はシルバーで、角度により、放射状の閃光が変化して美しく、また、5分ごとのバーインデックスは、独特の薄い板状の特殊デザインで、つい、見とれてしまうほどの極美です。おそらく、ほとんど使用されずに保管されていた、超高級オールドクォーツ「09QZ」です。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: つい、見とれてしまうほど美しいです。とても約40年前の時計とは思えない、まるで新品といえるようなコンディションです。ただし、文字盤に微かに経年変化の兆候があり、時計本体にも微かに保管中の接触跡はありますが、腕にはめて普通に見るくらいの距離では、全くの新品のように見えると思います。電池は現行品のSRSW規格品を挿入しました。尾錠とベルトの写真にて写しました、もともと付いていたベルト類は、長期にわたり保管されてきた際の経年変化により使用できない状態ですので、現在、時計本体には、汎用品の未使用新品のベルトと尾錠を装着してあります。また、その写真の、もともと付いていたベルトと尾錠は、歴史的価値がありますので、オマケとして同封して差し上げます。商品タグと裏蓋のステッカーは、長い保管年月ゆえのいたみがありますが、コレクションとして十分な強度を保っています。他に付属品はありません。

日差・サイズ: 元来、高級クォーツであり、現在でも、日差何秒というよりも、1週間で数秒くらいのレベルの誤差という、高い精度を維持しています。時計の大きさは横幅約35mm(リュウズ含まず)、厚さ約10mm(風防含む)です。　オフィスや大切な商談で、独特のステータス性が感じられる時計です。

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