セイコー 極美品アンティークのキングクォーツ 未使用品 デッドストック 商品タグ付きの長期保管品 無反射クリアフレックス採用 Ref.4822-8010 SS銀色仕様 1975年 諏訪セイコー製
- 販売価格
- 76,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1975年製 48系統の高級クォーツキャリバー、4822を塔載。「キング」の名前を冠した最初期の頃の超高級クォーツ。リュウズを2段引くと、10秒毎の規制が作動して、例えば、47秒を指していた秒針が、50秒の位置へピシッと移動します。このあたり、高級時計はこうなっているんだなという感慨を感じます。発売当時のスペックは月差10秒で、クォーツでありながら軸石にルビーを多石使用した、現在では考えられないような高コストをかけて製造された、超高級クォーツ。現在のクォーツ時計ではコストダウンが進展しているため月差は20秒前後が一般的ですが、このセイコーキングクォーツは、今から40年近く前だからこそ、コスト度外視で高性能を追及した逸品です。昭和の当時の一般的なサラリーマンにとって、憧れの時計のひとつです。
- 特徴・セールスポイント
- 奇跡的に偶然発見した未使用品の超高級オールドクォーツ「48KQ」です。思わずグランドセイコー61GSのVFAを想起させる、エッジの入った銀色のSSケースに灰青色の文字盤の超高級クォーツ初期KQ。風防までも当時の最新技術である「無反射クリアフレックス」を採用。古い値札に発売当時の価格として、53000円の金額が印刷で記載されていますが、例えば、この当時の初任給は現在の3割程度、およそ6万円前後であったと思われますので、現在の経済価値では、約20万円の初任給くらいの金額の高級時計に相当すると思われます。セイコーは1960年代末期、諏訪セイコー製のキャリバー35を塔載した世界初の市販のクォーツ時計「アストロン」を45万円で発売し、その金額は当時42万円のカローラより高かったのです。その後、諏訪セイコーでキャリバー38、09と、高級シングルクォーツ最終版となる、この時計の「キャリバー48」を開発しました。その後、ツインクォーツ99系、96系の開発へとつながります。一方、亀戸セイコーでは、キャリバー36、39、08と開発が進み、ツインクォーツ92、97、94系を開発と、高度経済成長の只中でした。文字盤は濃い紺色がかった灰色ですが、角度により、ブルーに見えたり、ブラックに見えたりと色調が変化して美しく、つい、見とれてしまうほどの極美です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 完全未使用の状態であり、ケース内部の状態も出荷当時のままで、コイル・基板とも新品の状態を保っています。ですので、約35年前の製品ではありますが、むしろ現在のクォーツ時計と比較して樹脂部品が多用されておらず、その点では経年劣化の懸念が低いと思われます。電池は現行品のSRSW規格品を挿入しました。全く無傷といっても差し支えないレベルの美品で、美感を損ねるような傷といえるほどの深い傷は見当たりませんが、眼を凝らしてじっくり観察すれば、詳細写真にもありますように、保管中にどうしても避けられないレベルの微かな接触の痕跡(軽微な保管キズ)はあり、ただし軽く拭くか磨く程度で新品と同じ輝きを取り戻すと思われます。商品タグ(値札)も付いてます。ブレスレットも使用した痕跡がない美しい状態です。このブレスレットは工場出荷時の長さのままですので、腕の太い方も細い方も、ピッタリと調節可能です。ブレスレットのクラスプ部分には古いビニール(このビニールは経年変化あり)が巻かれたまま残っており、かつ、クラスプの裏側のステッカーも出荷時に貼られたままで、残っています。他に付属品はありません。
- 日差・サイズ
- 元来、高級クォーツであり、平置きで丸1日での目視では、ほとんど狂いがないように見えます。時計の大きさは横幅約37mm(リュウズ含まず)、厚さ約12mm(風防含む)です。オフィスや大切な商談で、独特の異彩を放つステータス性が感じられる時計です。
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