セイコー SEIKO ライナー Cal.3140 14金張り 23石

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販売価格: 38,000円SOLD OUT

製造年代・ムーブ: 1961年8月頃製造 23石 Cal.3140 手巻き

特徴・セールスポイント: セイコーの14金張り23石のライナー(Liner)です。当時、腕時計は大型化に続き、薄型が流行しました。1960年に羽のように軽くて薄い時計　「ゴールドフェザー」が第二精工舎亀戸工場で生産されましたが、半年後に「ライナー」が諏訪精工舎で製造されました。当時のキャッチフレーズは「ライナーでライナーを飛ばそう」　「機械の厚さわずか3.3ミリの薄型」で、当時は世界一薄型のゴールドフェザーに次ぐ薄さを誇りました。こちらのムーブメントのCal.3140はセイコーの多彩なラインアップに採用された名機です。裏蓋には鶴のマークが刻まれていますが、これは「セイコーの純正のケースであることの証」を示すもので、戦前戦後のセイコーのケースには殆ど刻印されていましたが、この時計が製造された1960年代には段々と刻印されなくなったようなので、とても貴重となります。薄く焼けた文字盤はヴィンテージの味わいと雰囲気があり、金色のケースやインデックス、針とのコントラストが年を経て得た趣深さがあります。とても古い時計なので軽い経年変化はありますが、目立つダメージはなく綺麗な状態です。国産レアなアンティーク時計であり、歴史を刻み続けた逸品です。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: ローターの巻き上げ感も非常に軽快で、精度も良好です。ケースは微細なスレやコキズ程度で特に致命的なキズはありません。裏蓋もスレや竜頭付近に軽い金張りの剥がれがありますが、凹みなどはありません。刻印は裏蓋の内・外側に鮮明に確認できます。文字盤は微細なシミが認められますが、針やインデックスに錆びなどなく、文字やメモリのかすれ消えもありません。古い時計ですが、良い保存状態です。風防もコキズ程度で、視認性に問題ありません。当面安心してお使いいただけると思います。ベルト・尾錠は社外未使用品です。付属品はありません。

日差・サイズ: 日差は24時間の平置きで±30秒程度に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は18mm。ケース径は約35mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約42mm、厚さ約8mmです。

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