セイコー 45KS キングセイコー スーペリア 公式クロノメーター ほぼ無傷の極美品 手巻きKSの最高峰 36000ビート 純正尾錠付き
- 販売価格
- 159,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1969年製の手巻き式。Cal.4502。10ビート(36000振動)。セイコーは、ご存じの通り、1967年、スイスのニューシャテルにおけるクロノメーターコンクールで上位を独占して世界を驚愕させました。その後、1969年には、天文台クロノメーターコンクールの検定をパスしたキャリバーの実物を、数十個の限定で搭載した「天文台クロノメーター」として発売しました。現在は、300万円前後で、熱烈なセイコーマニアの間で取引されている「天文台クロノメーター」ですが、この「スーペリア」に搭載のキャリバーは、天文台クロノメーターと同系統である「45系」キャリバーを、「キングセイコー」製造元の亀戸セイコーにて、極限まで品質を高めた逸品です。又、機械式腕時計のビート数は、1950年代頃までは5振動(18000振動)が主流で、1960年代以後は6振動、8振動が主流となってきましたが、市販の機械式腕時計で10振動を達成しているのは、ゼニスのエル・プリメロ、ユリスナルダン、ジラール・ペルゴ等の一部の自社開発キャリバーなど、非常に限られています。そのなかに名を連ねる、セイコーが世界に誇る、名キャリバーといえましょう。
- 特徴・セールスポイント
- 手巻式45系のキングセイコーとしては最高峰といえる、スーペリア(SUPERIOR)公式クロノメーターです。ほとんど新品未使用品のミント状態といえる、傷ひとつないといっても過言ではないほど美しいSSケースモデル。文字盤と、裏フタの金色のメダリオンに、誇らしく記されているの「SUPERIOR」 CHRONOMETER表記は、キングセイコー製造元の亀戸セイコーが、グランドセイコーの諏訪セイコーに劣るものではないことを示すために、当時の技術力を注ぎ込んだ、まさに文字通り、「特別に優れた」キングセイコーといえましょう。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 製造後、約40年が経過している時計ですが、ステンレスのケースは鏡面のように滑らかに輝いており、ほぼ新品、ほぼミントの状態で、気になる傷といえるようなダメージのない美しさです。メダリオンも、傷や腐食はなく、キレイです。目を近づけてじっくり観察すると、消耗品である風防の11時位置の末端部には、微かな歪みがあることと、文字盤の2時のインデックスの周囲に、非常に薄いシミのような痕跡があり、ケースに、ほとんど認識できるかどうか位の浅い小さな接触跡もありますが、おそらく、セイコーの工場での製造段階から、このようになっていた可能性もあります。これらは、注意深く見なければ判別できないほどの軽微なものであり、美観を損なうほどのダメージというほどではありません。又、こうした要件ゆえに、ほとんど実際に着用されることなく、ピカピカの状態で保管されていたとすれば、殆ど奇跡的にキレイな状態で残っていた一品ですね。尾錠には、キングセイコー用のセイコー純正の尾錠を装着しております。ベルトは未使用品の社外品です。ほかに付属品はありません。一生持っていようと思っていましたが、事情により手放します。私の購入時に、2008年8月時点でオーバーホールしてある状態のことで、機械の調子も、かなり良い状態です。(保証書やオーバーホール証明証等はありません。裏ふたの内側に、オーバーホール年月の2008年10月と記載されています。)
- 日差・サイズ
- 日差は目視のみの判断ですが、肉眼では誤差が把握できないくらい、かなり良好です。念のため、30秒程度と思います。(精度は、使用状況や、ネジの巻き上げ具合により変わりますこと、ご了解下さい。)ビンテージ品の機械式腕時計としては、良好な精度です。もしも、これほどの稀少価値のある時計を着けて通勤したら、通勤で電車を待つのも楽しくなるでしょうね。もっとも、私は、この時計を大切に保管しており、一度も外に持ち出ししておりませんが。横幅約39mm(リュウズ含む)、厚さ約9mm(風防含む)。