セイコー ダイバーズ 2nd 後期型 植村・エディー・アイカウモデル ワンオーナー 奇跡オリジナルウレタンベルトが付いた完全オリジナル 超希少品
- 販売価格
- 147,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1975年型(諏訪セイコー舎製)6105B-8110・自動巻き ハック・カレンダー早送り機能付き・完全OH済(ちなみにこのモデルのキャリバーにはもともと手巻き機能はございません。)ケース・裏蓋はステンレス無垢(錆、腐りなし)ベルト:超希少植村オリジナルウレタンベルト(奇跡、べたつき無し)
- 特徴・セールスポイント
- 今日では、その存在自体が大変希少になりつつある「SEIKO2ndダイバーズ後期型」冒険家、故・植村直己氏が北極海遠征に使用したものと同じモデル。なんと、奇跡的にべたつきの無い発売当時のオリジナルウレタンベルトがついた、「完全オリジナル状態」の植村モデルです。また、フランシスフォードコッポラ監督映画「地獄の黙示録」において、主人公マーティン・シーン演じるウィラード大佐の腕に巻かれている時計もまさしく、この「SEIKO 2ndダイバーズ後期型」になります。日本においては故・植村直己氏の北極海遠征の話が大変有名ですが、アメリカにおいてはベトナム戦争で多くの兵隊たちに使われた話が大変有名です。最後まで正式に採用されることはありませんでしたが安価で(PX=米軍基地内の売店：免税のため通常よりも安く購入することができるという意味です。)高性能だったこのモデルは、多くの米兵の腕に巻かれてベトナムでの過酷なゲリラ戦を共に戦ったのです。フランシス・F・コッポラ監督は地獄の黙示録の中でそんなエピソードまでも忠実に描写しています。スクリーンの中で何度も、この「SEIKO 2ndダイバーズ後期型」を確認することが出来ます。それからサーファーの方ならハワイの「エディー・アイカウ」がホクレア号での最後の航海で、腕に巻いていたとされるものとして有名になりましたので「エディー・アイカウモデル」といわれたほうが、ピンと来るかもしれませんね。タグホイヤーから「エディー・アイカウモデル」が発売されていますが、エディーが用していた、こちらが本当の意味で、正真正銘「エディー・アイカウモデル」と言えると思います。そんなことからも、このモデルをコレクションする人が増えておりますが、もはや日本国内にこのような状態のものを探し出すのは、大変難しくなってきております。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- さて、ムーブメントは国内向けの、今では大変希少な6ビート自動巻キャリバー6105Bハック付きが搭載されています。カレンダー早送り機能もございます。手巻き機能はもともと、このキャリバーには付けられませんでした。すでに33年もの歳月が経過したワンオーナー品です。風防、ベゼルに傷、ケースに多少の使用傷がございますが、大変綺麗な状態を保っております。ムーブメントは、SEIKOにて完全OHから3年弱経過しています。もともと錆などまったく無い完璧な状態のものでした。風防には傷がございます。しかし当時の分厚いオリジナルの風防がついております。(写真においては光の具合により少々誇張されておりますが、実際の商品の傷はそれより目立つものではございません…)ベゼルディスクよりも、はみ出るほどの分厚いガラスの風防は、とても傷がつきやすく、ほとんどのものは対策品の薄い、ベゼルとフラットになる風防に交換されてしまっています。その為、こちらは、あえて交換せずに希少な風防をそのまま残しました。しかし、その使い込まれた分、凄みのある雰囲気を醸し出し、鈍く黒光りするエッジの効いたソリッドステンレスケースと相まって、とても迫力に満ち溢れた面構えを放っております。(植村はやはり、少々の傷があっても、この風防でなくてはいけません。)またケース、裏蓋の見えないところに小さな錆や腐り、キズをごまかすための研磨等は、まったくございません。文字盤の痛みもございません。針のメッキと夜行に、わずかな経年変化がございます。文字盤の夜光は、経年変化がわずかにあるだけで、未だにしっかり光っています。ベゼルはディスク面には傷がございますが、当時のオリジナルのままです。回転は良く、とてもしっかりとしたクリック感です。(ベゼルディスクはSEIKOにて新品交換できますが、数字の書体と夜光部が変わってしまうため、あえて交換していません。あくまでもオリジナルにこだわっております。)特筆すべきは、なんと言っても当時のオリジナルウレタンベルトが、とても状態の良いまま残っている点です。このベルトは年月の経過によりベタつきが生じてしまうことがほとんどですが、奇跡的にそのような状態にはなっておりません。現存するデッドストックでもベルトのベタつきだけは生じてしまった状態で維持されているものがほとんどです…今回の植村はベルトだけでも数万円の価値がございます。オリジナルだけでも凄いことなのに、一番の懸念であるベタつきがないものとなると、本当の意味で奇跡の発見。といっても過言ではないかと思います。オリジナルのベルトが付いた植村モデルはコレクターからは憧れのまなざしで見られ、今後はさらにその価値が高まっていくことは間違いありません。ご購入者様には自慢の逸品になることでしょう。当時のオリジナルベルトがついた、すべて完全、完璧なオリジナルの状態を維持しております。この時計の一番弱点である半回転式ロックリューズも完全完璧な状態ですのでご安心ください。しっかりと完璧にロックがかかります。このロック機能だけは、一度壊れると修理は不可能ですので、ご購入時のもっとも重要な確認部分になります。ロックが壊れかけていたり、掛かりがあまくなっていたりするものがとても多いですから…最後に現在では、本当のオリジナルの状態を知らない販売店やコレクターがとても多く、お互いが再生品と知らずに高額な値段で植村モデルを売買している事実には大変驚かされます。植村モデル自体、製造からすでに33年、あるいはそれ以上経過しておりますし、普及品であるがゆえ、大変酷使されたものが多く、状態の良いものは、現在ではほとんどありません。良い状態のものが市場に出回ることも、大変少なくなってきました。綺麗な再生品が多く出回る中、本当に状態の良いものは、よほど植村モデルに精通していなければ判断できない状態です。特に文字盤リダンや針交換されたものは、水の浸入によってダメージを受けた為に、最終手段としてリダンされていますので、ムーブメントは錆だらけの最悪のものが入っている場合がほとんどですので、特に気をつけなくてはいけません。文字盤リダンも、大変上手にオリジナルを再現されていて、一見、素人での見分けはとても難しいです。綺麗に見せる為に、余りにも手を加えてすぎてしまった高額な植村モデルの再生品が数多く出回っているのです。私のコレクションは本物の(再生品ではない)オリジナル植村モデルをお探しの方に是非、手にしていただきたい自慢の逸品です。あえて申し上げますが、発売当時のベルトも含め、完全なオリジナルの状態です。針交換、文字盤リダン、夜光塗り替え、ケース、裏蓋研磨、などまったくありません。完全、完璧なオリジナルものを探すのは大変困難です。資料的価値も含めてコレクターの方に引き継いで行っていただきたい逸品です。
- 日差・サイズ
- OH後3年経過しております。日差は±1分～2分以内です。(姿勢差、使用状況によりますので多少の誤差はお許しください。)ケース横46?(竜頭含む)・縦46?(ラグ含む)・厚み13?(オリジナル風防のため分厚いです)・ラグ幅19?・ベゼル直径40?。全体的にかなり大きく重量のあるケースになります。パネライ級の迫力の風格です。
- ■売り切れ商品です。販売中の同モデルはこちらからお探しください
