セイコー ダイバーズ 2nd 後期型 植村・エディー・アイカウモデル オリジナル重厚風防
- 販売価格
- 136,500円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1976年型(諏訪セイコー舎製) 6105-8110・自動巻き ハック・カレンダー早送り機能付き・完全OH済(ちなみにこのモデルのキャリバーにはもともと手巻き機能はございません。)ケース・裏蓋はステンレス無垢(錆、腐りなし)ベルト:セイコーダイバーズ用純正ウレタンベルト
- 特徴・セールスポイント
- 今日ではその存在自体が大変希少になりつつある「SEIKO2ndダイバーズ後期型」冒険家、故・植村直己氏が北極海遠征に使用したものと同じモデルです。また、フランシスフォードコッポラ監督映画「地獄の黙示録」において、主人公マーティン・シーン演じるウィラード大佐の腕に巻かれている時計もまさしく、この「SEIKO 2ndダイバーズ後期型」になります。日本においては故・植村直己氏の北極海遠征の話が大変有名ですが、アメリカにおいてはベトナム戦争で多くの兵隊たちに使われた話が大変有名です。最後まで正式に採用されることはありませんでしたが、安価で(PX=米軍基地内の売店:免税のため、通常よりも安く購入することができるという意味です。)高性能だったこのモデルは、多くの米兵の腕に巻かれてベトナムでの過酷なゲリラ戦を共に戦ったのです。フランシス・F・コッポラ監督は地獄の黙示録の中でそんなエピソードまでも忠実に描写しています。スクリーンの中で何度も、この「SEIKO 2ndダイバーズ後期型」を確認することが出来ます。それからサーファーの方ならハワイの「エディー・アイカウ」が、ホクレア号での最後の航海で腕に巻いていたとされるものとして有名になりましたので「エディー・アイカウモデル」といわれたほうがピンと来るかもしれませんね。タグホイヤーから「エディー・アイカウモデル」が発売されていますが、こちらがまさに正真正銘「エディー・アイカウモデル」になります。(エディーはベゼルディスクが取れてしまっているものを使っていて、ちゃんとその写真が残っています。)そんなことからもこのモデルをコレクションするサーファーが増えておりますが、もはや海外のオークションや日本国内にこのような状態のものを探し出すのは大変難しくなってきております。さて、ムーブメントは国内向けの今では大変希少な6ビート自動巻キャリバー6105ハック付きが搭載されています。カレンダー早送り機能もございます。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 32年前のモデルですが、一時期の使用の後は大切に保存されていたもので、多少の薄いすり傷意外は大変綺麗な状態を保っております。(高度研磨バフ掛けすれば消えてしまう程度の薄い傷です。)ムーブメントはSEIKOにて完全OH済みで、錆などまったく無い完璧な状態です。そのほかケース、裏蓋の見えないところに小さな錆や腐り、こじ開けによる傷、キズをごまかすための研磨等はまったくございません。文字盤の痛みなどはなく、針、夜光は経年変化が多少ありますが、未だにしっかり光っていて大変良好です。ベゼルはディスク面もオリジナルで大変綺麗な状態を維持しており、回転も新品のクリック感で、とてもしっかりしています。(ベゼルディスクはSEIKOにて新品交換できますが、数字の書体が変わってしまうため、あえて交換していません。あくまでもオリジナルにこだわっております。)防水テストはしていませんが、パッキンなど、すべて新品に交換済みです。(防水テストは購入者様のほうでお願いいたします。)ベルト以外はすべて完全なオリジナルの状態を維持しております。この時計一番の弱点である半回転式ロックリューズも完全な状態ですのでご安心ください。しっかりと完全、完璧にロックがかかります。最後にあえて申し上げますが、ベルト以外は完璧なオリジナルの状態です。針交換、文字盤リダン、夜光塗り替え、ケースや裏蓋未研磨、こじ開けキズなどまったくありません。
- 日差・サイズ
- 日差は15秒以内ですので、精度も申し分ないと思います。(使用状況によりますので多少の誤差はお許しください。)ケース横46mm(竜頭含む)・縦46mm(ラグ含む)・厚み14mm・ラグ幅19mm・ベゼル直径40mm。全体的にかなり大きく、重量のあるケースになります。パネライ級の迫力ある風格です。