IWC Schffhausen Cal.85 レアムーブメント 自動巻き オールドフィッシュリューズ付 分解洗浄施工済保証書付属
- 販売価格
- 178,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1950年製、Cal.85、21Jewels、Ser.122****、Mov.124****、Stainless steel
- 特徴・セールスポイント
- インターナショナル ウオッチ カンパニー(IWC)社製 シャフハウゼン(Schffhausen)、貴重な初代自動巻ムーブメント Cal.85を搭載したアンティークウオッチになります。現在のIWCはスポーティなスペシャルウオッチも数多く発表している時計ブランドですが、かつてはシンプルな社交向けモデルを主軸にしていたオーセンティックなメゾンであり、その名門 IWC社が手がけたシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴の時計です。IWCと言えばムーブメントの優秀性が真っ先に思い浮かぶ方も多いと思いますが、それは非常に効率良くスムースに回転するローターが特徴の自動巻き上げ技術(ペラトン機構)を指している場合が多く、数時間でも腕に着けていれば、有に一日は止まる事は無い様に思えます。もちろんそれだけではありませんが、コートドジュネーブ仕上げをプレート全体に施し、見えない部分にペラルージュ仕上げを手掛けるなど、徹底的に磨き上げた非常に美しいムーブメントである事などは人気が高い理由も頷ける点です。そのオートマチックではファーストエンジンが 2針のC.81、3針がこのC.85になります。腕時計の歴史を語る上では外せない機械のひとつですが、意外に製造期間は短く、現存する良品となれば極めて少ない様であり、探してもなかなか出会えない希少なモデルとも言えます。のちの数十年間に渡り、ここから派生したムーブメントが継続生産されIWCを支えた訳ですが、その歴代ムーブと機械構造は全く同じで、既に初代が完成型に準じておりクオリティーの高さに驚かされます。以降の改良機械との相違点はC.85がロービート5振動である点とデイト機能付きがあるのみかも知れません。また、時が経つにつれ温かみのあるアンティーク調に落ち着いた文字盤にもこだわりが見みられ、IWCを象徴するシンプル極まりないデザインは元より、外周のミニッツマーカーのドットポイントはプリントではなく、文字盤に金属のボールを埋め込んだ”パール・ドロップ”手法による造りになっております。オールドインターと呼ばれているIWCでは、上記でも少し触れましたが、部品ひとつひとつに丁寧な仕上げが施されているため、非常に耐久性に優れていると言われており、実際手にしてみるとその造りの良さと気品漂う雰囲気に納得し、何とも言えぬ存在感が伝わってきます。どのビンテージウオッチにも味わいがあると思いますが、特にこの時代のIWCは本当に高品質で気品に満ちた素晴らしいものだと感じます。実際手に取って見ると、時計好きになればなるほど、その魅力にとりつかれてしまうのは間違いないでしょう。どことなく貴賓が感じられる一本であり、末長く御愛用頂ける時計と思っております。以上、乱文ですが興味がありましたら、宜しくお願い致します。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- アンティーク時計になりますので、経年使用による小傷が見られるコンディションですが、ベゼル等の鏡面部分の輝きも失っておらず、この年代の時計としては比較的良好な状態をしております。シルバー文字盤には多少の経年劣化は見られますが、違和感を覚える様な点は無く、アンティーク・テイストとしての気品を感じます。IWCではこの年代時特有の細身ドルフィン型時分針ですが、劣化は見られず良好です。プラスチック風防は同型の物とOH時に交換しておりますので大変綺麗です。裏蓋も初期のバブルバック・スナップ構造であり、閉まりも良く、その他竜頭などの操作性も問題ありません。特徴のムーブメントには湿気の混入痕も見られず綺麗であり、OH実施済のコンディションになりますので精度も安定しておりますので、これからも気持ち良く御使用して頂ける時計と思います。未使用の黒色レザーストラップに取り替えてお渡しすると伴に、OH施工店証明書(スペック記載)を付属させて頂きます。付属品:時計本体、レザーベルト、OH施工店証明書が付属致します。
- 日差・サイズ
- 日差は平置で15秒以内に調整されております(実装時は多少の姿勢差を感じることはあるかと思います)。ケース径は ヨコ:約33ミリ(リューズ含まず)、タテ:約40ミリ、厚さ約11.5ミリ、時計取付け幅18ミリ、腕回り20センチ対応です。
- ■売り切れ商品です。販売中の同モデルはこちらからお探しください