IWC ヨットクラブ Yacht Club 希少黒文字盤
- 販売価格
- 358,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1960年代後半 R811AD 1848459 Cal.854
- 特徴・セールスポイント
- IWCは1868年の創業以来、シャフハウゼンで時計作りの高度な技術を誠実に実践してきました。またIWCのその努力は今日も続いています。IWCデザインと技術において産業界の最先端にありながら、同時にクラシックで永遠に残る製品をつくることを追求し、数々の輝かしい成功を収めています。時計づくりの歴史において、IWCは、新しい懐中時計および腕時計の開発に、「プローブス スカフージア ーシャフハウゼンで作られたすべての時計に記されるIWCの証」と呼ばれるモットーに示されるIWCの哲学は、1868年の創立から現在まで変わることなく受け継がれてきました。こちらは、IWCの中でも非常に人気の高い名機、ヨットクラブです。ヨットクラブは密着性の高いケース構造と防水リューズを持つシリーズです。1960年代から1970年代にかけ製造され自動巻きはCal.854、手巻はCal.89のムーブメント、いずれもIWC自動巻き、手巻の代表作が搭載されています。こちらのヨットクラブのキャリバーはIWC同社独自の自動巻機構であるペラトン式最終型のCal.854搭載の自動巻です。 非常に重量のあるローターを採用しているために、僅かな角度でもローターが回転し、効率良くゼンマイを巻き上げていきます。ペラトン式の機械故障が少なく信頼性が高いと言われ、歳晩期の854までその基本設計を変えていません。機械を観察すると、設計の確かさは素人目にも伝わってくる気がします。個々の部品は厚さがあり、特に耐久性を重視していたのかもしれません。結果として得られた機械美も加わり、ペラトン式機械を搭載した時計は多くの時計ファンを魅了するようです。ヨットクラブといえば、自動巻デイト付きのCal.8541は有名ですが、シンプルなデイトなしモデルCal.854は珍しくまたオリジナルのブラックダイヤルは市場にもめったに出てこない希少モデルです。日付早送り機能のついた8541も大変魅力的ではございますが、ノンデイトのシンプルないでたちががこちらのシックなブラックダイヤルとあいまって良い趣をかもしだしております。またオリジナルの美しい竜頭には防水を示す魚マークがあります。ムーブメントもさすがは当時のIWCらしく繊細な作りで、銘キャリバーと言われるだけあり当時の技術力の高さを物語っております。私がコレクションしておりますアンティークIWCの中でも程度はすこぶる良い状態を保っております。アンティークIWCファンまたコレクターの方にはぜひお気に召していただけるお品ではないでしょうか。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- ケース、裏蓋、文字盤ともまるで工場出荷時に近いような外観で、ケースはエッジ(かど)がたち、ケース周りのヘアーラインも磨かれずそのままです。ダイヤルやインデックスはアンティークにありがちな焼け、しみ、スポット等一切無くミントといっても差し支えないかと思います。ケース・ベゼルに関しましても保管傷はございますが、打ち傷等一切ございません。 尾錠はIWCのオールド純正尾錠ですこぶる良い状態を保っております。また巻上げに関しましてもスムーズでさすがは銘キャリバーと言われておりますCal.854といったところでしょうか。皮ベルトはMORELLATO新品が付いております。
- 日差・サイズ
- 日差は平置きの状態でで+数秒程度に収まっておりますが実装時は多少の姿勢差はあるかもしれませんので±30秒とさせていただきます。ハック機能はついておりません。ケース径:35mm(竜頭含まず)×42mm(ラグ から ラグ)・厚さ13mm ・ラグ幅18mmです。