ポルシェ・デザイン By IWC オーシャン2000 極美ヤケダイヤル 希少 屈強の後期 フルオリジナル OH済
- 販売価格
- 450,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1990年代製 Ref.11101 Ser.2512470 IWC ゴールドカラー Cal.37521搭載
- 特徴・セールスポイント
- 確固たる固定ファン層に指示される超スペシャル特殊腕時計、圧倒的な存在感を放つ歴史的傑作モデル、本物のポルシェデザインby IWC オーシャン2000の出品です。素材はチタニウム、シール構造は非常にユニークに出来ており、劣化すること無い金属で出来た内側の特殊リングが、ケースの熱膨張のほとんどを吸収、これによって、クリスタルとケースの間の完全なシールが永続的に保たれます。回転ベゼル機構にも工夫がこらされ調節のうっかりミスをあらかじめ防止しています。バチスカーフ型に削られた3.4mm厚のサファイア・クリスタルの硬度基準は、ダイヤモンドに次ぐ硬度9、リューズはしっかりとシャフトスリーブにつながり、3枚のパッキンがどんな環境においてもムーブメントは非磁気性で高精度です。その下にあるベアリングが、ショックアブソーバーの役割を果たしていると言うすべてにおいてスペシャルな特殊機構モデルです。旧西ドイツ海軍の途方も無い2000m完全防水仕様性能要求をクリアするためにレーシングカー等の設計にも深くかかわっていたFAポルシェ博士がチタン素材の導入を決定、もちろん(言うは安し)の言葉通りこの困難を見事実現したIWCのケース製造技術の確かさ、すごさ、こそが今なお絶対的なファン心理をつかんで離さない大きな理由の一つになっている事は間違いないでしょう。フリークの間での話題の中心、初のチタンウォッチは何だったか?この1点でしょうが、IWCの過去の資料によればポルシェとのパートナーシップが成立したのは1978年、はじめて製造したのがジェラルミンケースを持つコンパス。続く81年には初のチタン製腕時計チタニウムクロノグラフを販売します。翌82年にポルシェデザインの名を世に知らしめる事になるオ?シャン2000が市販される事になるのですが、何を隠そうIWCとポルシェとのコラボレーションが決定したのはこのオーシャン2000の開発依頼が期で、これこそが正真正銘世界で初めて開発されたチタン製腕時計だったことがわかるのです。市販された順序ではチタニウムクロノグラフに世界初の略号を奪われてしまいましたが開発という意味で言えばこれがファーストチタニウムウオッチであることは間違いのない事実でありましょう。開発期間が長引いてしまったのはこの異常ともいえるスペシャルオーバースペックのためであったことは簡単に想像できるところです。ポルシェデザインのプロダクツはパートナーシップを組んだブランドの遍歴によって幾つかの時代に分類出来ますがその頂点に君臨するのはやはり間違いなくIWCメイクの時代であります。後世に伝えられる本物の価値ある名機タイムピースであることは明らかで年々価格も上昇して良い固体との出会いも難しくなって来ており、ショップでは発売当時の完全オリジナルを探すのも相当難しくなってしまいました。こちらのモデルの特筆すべきは迫力ある大文字ロゴにIWCのプリントが特徴の市販後期モデルのダイヤルバランスのすばらしさ、均一に適度に美しくヤケが入った発売当時の無傷のオリジナルダイヤル、同じくアイボリーに美しくヤケの入った無傷の針、パーフェクトのアンティーク感、雰囲気最高の時計の顔である文字板であります。前期モデルのダイヤルは均一にキレイにヤケの入らない固体が多く、IWCのロゴも入らないものが多いので私は迷わず後期の美ヤケダイヤルに的を絞り込み時間をかけ選び抜いた個体です。べゼルヤコウなども後年交換されてルミヤコウとなりダイヤルとの色のバランスが合っていないモデルも多いですがこの固体は同色にキレイにヤケの入ったとても希少な発売当時のトリチウムオリジナルです。ブレスにOceanのロゴがぬけている物なども多いですね、注意したい所です。オーシャン2000には前期、中期、後期とございますが私が後期にこだわる最大の理由はよく言われる所ですがやはり、ブレスの不具合が完全に解消されている所です。前期、中期のブレスは裏側の駒一つ一つにバネボウが入っております。ブレスの駒足し、外しの作業はとても厄介で、うまくバネ棒を外さないとバネを痛めてしまい、使用時最悪はバネボウがはずれ、時計を落下させると言うマイナートラブルも多く、しかも硬すぎるチタン製クラスプの折れ込み部も、比較的容易く折れてしまうトラブルも非常に多いのが特徴でした。これを解消しているのがこちら後期型で、外側からの見た目は変わりませんがブレスの構造は非常にシンプルにマイナーチェンジされ1本のシンプルで丈夫なピンを貫通させるだけの物に移行しております。こちらの後期ブレスのオーシャン2000でしたら超絶屈強なオーシャンの性能をブレス不良の不安無くガンガン思い切り使えると思います。歴史的傑作ですので鑑賞用のコレクターさんも多いかとは思われますが、超絶海軍仕様のスペシャルスペックを持つ特殊時計です。たまには思い切り性能を使い倒したくなる事もあるのではないでしょうか?そのような時思い切り安心して使用出来るのはやはりオーシャンの中でもなおも高年式、屈強な後期型になるのではないでしょうか?今回出品する2ヶ月前の2008.7に機械式専門店の高級時計士にてオーバーホールを済ませたばかりですのでムーブのコンディションも最高です。もちろんムーブにはサビ等一切無く屈強な完全防水チタンケースに守られたムーブメントはまるで新品同様にキレイです。時計氏によればIWC製ボールベアリング式ローターの巻上げ効率は最高でローター芯も減らず、28800回転の安定率最高のテンプは振りもすばらしく良い傑作キャリバーだそうです。すべてゴールド色の時板にまで丁寧にジュネーブウェーブ、ペルラージュを装備し、見た目のキレイさはもちろんサビも出にくくさせるというスイスの伝統工芸技術も惜しげもなく投入されております。すばらしいです。OH時にケース、ブレスともに洗浄済みで清潔です。専門店のOH修理保証書(2009.1まで保障)もお付けいたします。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 全体的なケースコンディションもすごく良いです。ケースブレスにはチタン特有の細かなスレキズ等はやはりそれなりに御座いますが致命的な大きなキズや目だつクラックなどは無く状態良好です。ブレスも伸びなど少なく程度良いです。こちらもほとんど目立ちませんがガラスには薄い腺キズの様なものが1本御座います。
- 日差・サイズ
- 日差30秒以内、ケ?スのサイズは迫力の縦ラグまで入れて約44mm、ベゼル直径約34mm、リュ?ズまで入て横約38mm、厚み約11mmです。弟分のオーシャン500よりも2回り位大きいのが特徴です。付属品は専門店の今年7月OH修理保証書(2009.1まで保障)が付属致します。