ポルシェ・デザイン byIWC オーシャン2000 幻のデッドストック なんと驚きの完品
- 販売価格
- 650,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1990年代製、Ref.11101 Ser.3504-001 2532363 ケースNO.2532363 ブレスコマ調節器A00371
- 特徴・セールスポイント
- 確固たる固定ファン層に指示される超スペシャル特殊腕時計、圧倒的な存在感を放つ歴史的傑作モデル、本物のポルシェ・デザインby IWC オーシャン2000の出品です。素材はチタニウム、シール構造は非常にユニークに出来ており、劣化すること無い金属で出来た内側の特殊リングが、ケースの熱膨張のほとんどを吸収、これによって、クリスタルとケースの間の完全なシールが永続的に保たれます。回転ベゼル機構にも工夫がこらされ調節のうっかりミスをあらかじめ防止しています。バチスカーフ型に削られた3.4mm厚のサファイア、クリスタルの硬度基準は、ダイヤモンドに次ぐ硬度9、リューズはしっかりとシャフトスリーブにつながり、3枚のパッキンがどんな環境においてもムーブメントは非磁気性で高精度。その下にあるベアリングが、ショックアブソーバーの役割を果たしていると言うすべてにおいてスペシャルなモデルです。旧西ドイツ海軍の途方も無い2000m完全防水仕様性能要求をクリアするためにレーシングカー等の設計にも深くかかわっていたFAポルシェ博士がチタン素材の導入を決定。もちろん(言うは安し)の言葉通りこの困難を見事実現したIWCのケース製造技術の確かさ、すごさ、こそが今なお絶対的なファン心理をつかんで離さない大きな理由の一つになっている事は間違いないでしょう。フリークの間での話題の中心、初のチタンウォッチは何だったか。この1点でしょうが、IWCの過去の資料によればポルシェとのパートナーシップが成立したのは1978年、はじめて製造したのがジェラルミンケースを持つコンパス。続く81年には初のチタン製腕時計チタニウムクロノグラフを販売します、翌82年にポルシェ・デザインの名を世に知らしめる事になるオーシャン2000が市販される事になるのですが、何を隠そうIWCとポルシェとのコラボレーションが決定したのはこのオーシャン2000の開発依頼が期で、これこそが正真正銘世界で初めて開発されたチタン製腕時計だったことがわかるのです。市販された順序ではチタニウムクロノグラフに世界初の略号を奪われてしまいましたが、開発という意味で言えばこれがファーストチタニウムウオッチであることは間違いのない事実でありましょう。開発期間が長引いてしまったのはこの異常ともいえるスペシャルオーバースペックのためであったことは簡単に想像できるところです。ポルシェ・デザインのプロダクツはパートナーシップを組んだブランドの遍歴によって幾つかの時代に分類出来ますが、その頂点に君臨するのはやはり間違いなくIWCメイクの時代であります。後世に伝えられる本物の価値ある名機タイムピースであることは明らかで、年々価格も上昇して良い固体との出会いも難しくなって来ており、ショップでは発売当時の完全オリジナルを探すのも相当難しくなってしまいました。こちらはなんと1993年12月に東京の時計店にて新品購入して依頼、一度も腕に着用する事もせず、もちろんブレス駒の調節も一切していない再生修理品ではない発売当時の完全オリジナルの新品の固体です。マニアなら目を丸くして本当に驚くであろう恐るべしオーシャン2000のデッドストック品の登場であります。防湿保管庫にて保存しておりましたため時計の状態は極めて良好でスレやキズなどは見受けられません。ダイヤルインデックスとベゼルヤコウポイントは日に当てずに保管しておりましたが均一美しくヤケ。ておりますため、トリチウムがヤケた、と言うのは間違いでトリチウムが経年変化、経年変色した、が正しい事が解ります。こちらのモデルは迫力ある大文字ポルシェロゴにIWCのプリントが特徴の市販前期モデル、好みは御座いますが20年位オーシャンをいろいろ見てきた自分的には一番バランスの良いダイヤルだと感じます。IWCのロゴが入らないもの、文字ではなくポルシェのマークのみの物などが多いですが、やはりキッチリポルシェとIWCのダブルネーム表記が一番オーシャン2000を象徴しており王道であると感じます。機械物の初期型モデルの宿命かとも思いますがウイークポイントとしてブレスがはずれやすく、後期は改良された、とお約束の様に言う方がおられます、どのモデルでもそうですがマイナーチェンジは繰り返していって当たり前です、私は現リシュモンのオーシャンの修理担当の方にブレスの不具合について事細かに質問させていただいた経歴が御座います。その時のお話では海軍の要請により誕生させたオーシャン2000は想像を絶する過酷な使用状況で2000mもの水圧にも耐えられる用設計された超スペシャルウオッチです、現に海軍で酷使され使用されているのです、万が一すぐにベルトがはずれたりしていたら、その時点で必ず海軍は別の時計を他のメーカーにオーダーしなおしているハズではないでしょうか。オーシャン2000の名が世に出る事は無かったハズです。中期、後期と海軍に支給され続けられた信頼性は素人のダイバーが100m単位のダイビングをしたら壊れた。など次元の低いレベルの粗末な作りの物では断じて御座いません、オーシヤン2000のブレスは初期型でもそうそうは簡単に壊れる事は決して御座いません。ステンレスよりも3倍以上硬いチタンはジンセイ(粘り度)は弱く硬いものにかなり激しく叩きつけられれば割れてしまうそうです、それは中期も後期も同じ事だそうです、たとえ万が一事故によりブレスを破損してしまっても前期、中期、後期ともにスイス本国送りにて修理は対応しているそうですのでご安心下さい。)今回出品する事になり、リシュモンやROLEX等ほぼすべてのメーカーが現在使用しております信頼度最高の最新式デジタル歩度計測器、ウイッチィーにて精度検査しております。平上下、縦4ポジション合計6ポジションすべてで計測致しましたところ、なんと驚く事に平上下では最高振り角である300度を超えて310度位も振っております、天芯に摩擦がかかり振りが大幅に落ちる縦4ポジションでも均一に290度以上振っております。精度に至っても平、上下の2ポジションともにー0から+6秒位、縦4ポジションともにー0から+5秒位とほぼ新品工場出荷時のクオリティーをそのままキープしております。製造から15年以上もの時間がたっているのだから振り角、精度は大幅に落ちてしまっているのかと思いきや、防湿保管庫にそのままの状態で稼動させないで保管していたのが幸いしたのでしょう。油はすべて流れず乾かず定着しておりました、この事実にも、IWCのムーブのクオリティにもとても驚きました。もし仮にウオッチワインディング機などに掛けて自動巻きを15年間もの間稼動させていたならば、輪列の各ホゾ等、アンクル芯などの脱進機構、天府の調速機構などなど磨耗が進んでいたに違いありません、ぞっとします。こまめに定期的にオーシャンに精通している方の元、OHを繰り返ししていれば別とは思いますがね。IWC製ボールベアリング式ローターの巻上げ効率は最高でローター芯もないためローター芯が減る心配も御座いません、28800回転の安定率最高のテンプは振りも良く、姿勢差もほとんど出ない本当の傑作一生物キャリバーです。すべてゴールド色の時板にまで丁寧にケーシングを施したジュネーブウェーブとペルラージュは視覚的にキレイなのはもちろん、サビを発生させにくくするというスイスの伝統工芸技術も惜しげもなく投入されております、本当にすばらしいです。こちらの様な歴史的価値有る激レア、タイムピースのデッドストックともなりますと世界的なオークションでありますサザビーズや、クリスティーズに出品致しました方が確実に高値が期待出来るのでは御座いますが、昨今の良いヴィンテージモデルの海外流失には日本人であります当方も憤りを感じております、ぜひ価値のわかる同士とも感じられます日本人のコレクターの元、保管お願い出来ましたら幸いで御座います、オーシャン2000が大好きでいつも愛用されております方の息子さんが20歳になった時の隠しだまプレゼントにする、あるいは自分への50歳の祝いに。などなど時計愛好家の人生の一花にぜひこのすばらしいタイムピースを御用立て頂けましたら、お譲りさせていただく冥利に尽きるところで御座います。本当に一期一会の出会い、のなに物でも御座いません、おそらくもう二度と出会える事は無い品と断言できるでしょう。そういう意味でもとてもお勧めですがこればかりは縁の御座います方の所に行くものですので、、やはり時計はすべてにおいてこの時代までの物がコスト度外視で手作業で製作されており本当に良いものを製作しておりました。なんとも幸せな思いまで感じさせてくる人生の味わい深い最高の時計との時を毎日堪能して下さい。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 付属品完品です、純正BOX外箱(購入時よりボロでした。)内箱、ギャランティカード、取り扱い説明書、小冊紙2冊、駒専用ドライバー、ブレスコマ調節器具、ダイバーズナイロンストラップ、購入時にリーベルマンより取り寄せした当時のオリジナルカタログ(当然こちらのRef.11101が細かく解説付きで記載されております、新品状態)が付属致します。
- 日差・サイズ
- 日差+6秒以内位、ケースのサイズは迫力の縦ラグまで入れて約44mm、ベゼル直径約34mm、リューズまで入て横約38mm、厚み約11mmです、弟分のオーシャン500よりも2回り位大きいのが特徴です。