ユリス・ナルダン 18金 金無垢 手巻の旧型高級ムーブ搭載 ユリスナルダンの尾錠付き パテック・フィリップやバセロン・コンスタンタンの超高級ドレスウォッチの品格と、フランク・ミュラーの洒脱さを併せ持つ縦型角形レクタンギュラーウオッチ
- 販売価格
- 167,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 製造時期は1960年代と思われます。手巻で6ビート(21600振動)の高級ムーブメント、Ulysse
NardinのキャリバーND10Cを搭載。現在の機械式時計は8ビート(28,800振動)が主流であるため、6ビートというだけでも貴重なのですが、この、現在では生産されていない貴重な旧型ムーブメントは、ライン状のコートドゥジュネーブ仕上げが施され、しっかりと面取りされており、もしこの現代に製造したらどれほど高額なものになるのか想像がつきません。
- 特徴・セールスポイント
- 艶やかな18金の金無垢のケースに、イカリのエンブレムと立体的なアップライト式のインデックスバーが、特殊な梨地の文字盤に誇らしく輝いており、いまどきの時計とは明らかに違う、異様な高級感があります。この文字盤は、見る角度や光の当たり具合によって、濃いブル
ーやグレイ、黒色など、様々な色合いに色調が変化する、稀少かつ特殊な美しい文字盤です。この当時、IWCやジャガールクルト等と、スイス高級時計界ではライバル関係にありましたが、元来ユリス・ナルダンといえば、1846年スイスのル・ロックルで創業し、ミニッツリピーターやマリンクロノメーターで名声を博しており、第一次世界大戦では各国の海軍の軍艦にもクロノメーターを供給していましたので、スイスの時計界においても歴史的経緯が豊富な部類に入ります。このナルダンの手巻き腕時計は、そうしたナルダンのミリタリー時計とは正反対のエレガントな男性用ドレスウォッチで、例えば戦場の前線の時計と、内地の舞踏会場の時計のような両極端です。しかし、海軍のマリンクロノメーターも、この
ような金無垢のドレスウォッチも共通点として、スイスで国の威信をかけて製造された時計という点では一致しています。また、縦長のレクタンギュラー型のデザインは、約10年前より人気急上昇のフランクミュラーを思わせる部分もありますね。最近では、ユリス・ナルダンは、雲の上の頂上ブランドとして、しっかりと復活しており、単価1000万円を越える天文時計の3部作アストロラビウム・ガリレオ・ガリレイ(Astrolabium G. Galilei)1985年、プラネタリウム・コペルニクス(Planetarium Copernicus)1988年、テルリウム・ヨハネス・ケプラー(Tellurium J. Kepler Limited)1992年
で名声を博し、2001年には、全く新しいタイプのトゥールビヨンシステムのフリーク(Freak)を発売し、世界中の時計コレクターをアッと驚かせました。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 18金無垢のケースはとてもキレイな状態なので、裏フタを開けるときは、とても緊張しました。リュウズ付近の、小さな長方形の窪みは金無垢を表すホールマークです。ケース内側にも、18金の金無垢を表す刻印があります。リュウズの回転は、いかにも高級自動巻き時計という感じで、スムーズです。手巻き式なのでリュウズが大切ですが、この時計のリュウズにはユリスナルダンのマークが誇らしく穿たれています。腕にはめて普通の距離で見る限り、とてもキレイです。ただし、実際、古いアンティーク時計で、長期間にわたり保管されていたものですので、じっくり見ると、非常に注意深く保管しても避けられない程度の保
管中の接触のコキズや、文字盤上の経年変化等はありますので完全なデッドストックの状態に比べれば若干お安めに値付けしてみました。しかし、約50年前の時計としては、良好なコンディションになると思われます。ベルトは汎用品の未使用品で、尾錠は当時からのユリスナルダン製のメッキのものです。
- 日差・サイズ
- 日差は、文字盤がシンプルですので概ねの目視ですが、平置きの状態で、巻き止りまでしっかり巻いた状態で約20秒くらいです。時計の大きさは横幅約31mm(リュウズ含まず)、縦約34mm(ラグ含まず)、ベルトの幅(ラグ間)は16mmであり、男性用の一般的な高級時計の大きさといえましょう。
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