エニカ ENICAR 2トーン仕上げのお洒落なダイヤル INCABLOC オートマ チック 平成28年4月OH明細書付属
- 販売価格
- 25,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1960~70年代頃 自動巻き
- 特徴・セールスポイント
- エニカの自動巻き時計です。エニカ(ENICAR)の歴史は古く1854年にまで遡ります。「ENICAR」とは、創業者の「RACINE」を逆さ読みして名付けられました。160年以上に渡り時計業界に歴史を刻んできたエニカですが、1910年代頃の懐中時計全盛期には抜群の精度を誇り、ヨーロッパ大陸のほとんどの国で鉄道用時計として採用されていました。1970年代には薄型の腕時計でも名を馳せ、クオーツ時計をスイスで最も早く製品化したことでも有名です。今回ご紹介するのは、そんなエニカの自動巻き時計です。ケースはスクリューバックのSSのラウンドケース。裏蓋には、ANTIMAGNETIC STAINLESS STEEL(耐磁性のステンレススチール)、INCABLOC(「天真」が折れないようにするインカブロックという耐震装置)、WATER RESISTANT(防水)と刻印されており、現代では当たり前となっておりますが、当時としては画期的な性能を備えた時計だったかと思います。文字盤は丸みのある2トーン仕様のシルバーダイヤル。中央は横に細かいヘアラインを施したサテン仕上げ。外周は格子模様に加工がされており、リーフハンドに3の倍数の飛びアラビア数字インデックスやクサビインデックスと相まってお洒落です。12時位置にはアップライトで配された「ENICAR」のロゴ、外周のドットポイントと細かなディティールに拘った精巧な作り込みが素晴らしく、経年変化による枯れた味わいによりヴィンテージ感溢れ、良い雰囲気です。アンティークならではの魅力を存分に味わえる逸品です。 平成28年4月に時計店にてオーバーホールした明細書が付属します。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【ダイヤル(文字盤)】経年変化しています。焼け、シミ、くすみが認められます。文字のかすれ消えはありません。針やインデックスは経年変化していますが、【ケース】ケース・裏蓋はスレ、コキズがあります。大きく致命的なダメージなどはありません。裏蓋はオープナー痕が見られます。刻印は鮮明です。【風防】スレとコキズが認められます。特に目に付く大きなダメージはありません。視認性も保たれています。【ブレス】ブレスは社外品。スレ、コキズが認められます。約18cm前後です。 【操作方法】右サイドにあるのがリューズです。そのままのポジションで手巻きができます。自動巻きの時計ですが針が止まっている場合などは時計本体を掌中で軽く振り、手動でリューズを巻き上げて針が動いていることを確認してご使用ください。リューズは右回し(時計回り)に指先の腹で前方に押し出すようにして巻き上げ ます。できるだけゆっくり優しく巻き上げてください。リューズを引いて回すと針が動いて時刻調整が出来ます。ハック(秒針停止)機能はありません。 【付属品】時計店のオーバーホール明細書(平成28年4月)と社外箱です。
- 日差・サイズ
- 日差は24時間の実測で30秒以内に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は18mm。ケース径は約39mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約41mm、厚さ約10mm(風防含む)、腕周り約18cm前後です。
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