チモール ブロードアロー イギリス陸軍 手巻式 オメガやIWCやロンジンのマークX相当のWWW規格の高級ミリタリーウォッチ
- 販売価格
- 57,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- Cal.6060 手巻 15石。磁気シールドの鉄製カバーがムーブメントを保護しています。
- 特徴・セールスポイント
- 第二次世界大戦の頃に英国軍からの発注を受けてスイスのTIMOR社が供給したミリタリー・ウォッチです。当時の英国軍はスイスから、オメガ、IWC、ジャガールクルト、ロンジン等々そうそうたる一流の時計メーカーのミリタリーウォッチを、戦火のなかをくぐりぬけて輸入しており、とくに空軍規格のマーク9、マーク10等々で、IWC製のものや、戦後のマーク11のIWC製やジャガールクルト製のものが、現在では50万円を上回る高額なコレクターズアイテムになっているものもあり、マニアの羨望の的です。この時計のような陸軍の「WWW」(Waterproof Wrist Watchの頭文字です)は、空軍のマーク9やマーク10に相当する高級ミリタリーウォッチで、オメガやIWC、ロンジンの他、ジャガールクルト、レマニア、RECORD(レコード)やMinerva(ミネルバ)など、そうそうたる顔ぶれのブランドがあり、その一つが、このチモールでした。この「WWW」のシリーズは、一般のアンティークショップでは、オメガ、ジャガールクルト、ロンジン製ですと、20万円以上の高額アイテムとして販売されております。この時計のケースは光の反射を抑えた、特別な合金製で、スクリュウバックです。裏フタには「TIMOR」「WWW」ブロード・アローのマーク(英国軍仕様である事の証明)、そしてシリアル・ナンバー、軍支給ナンバーの刻印があります。「K」の刻印はTIMOR社が英国軍から与えられたアルファベット記号(複数の会社が英国軍に時計を収めていた為)です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 50年以上前のアンティーク品の、ミリタリーウォッチとしては、あまり使用されていないキレイな方だと思いますが、それでも、文字盤や針、ケースや裏フタなどに経年変化や軽いアタリキズなどがあり、アンティークのミリタリーウォッチの味わいとご理解頂ければ幸いです。この風防は古いものですが収縮による緩みもなくキチンと仕様通り固定されており、一見するとなかなかキレイですが、本物のビンテージ品のミリタリーウォッチの元々の風防そのままなので、全くの無傷ではなく、見る角度によりキズが見えます。年月の経過した蛍光塗料も、それなりに良く残っているものの、一般的な高級アンティークウォッチと同様に蓄光しなくなっていますが、そうした貴重な味わいを含めて、アンティークミリタリーウォッチとして、素敵な雰囲気です。ラグ間は18ミリですが、デザイン的には広めのベルトを絞るようにして装着するほうが雰囲気が良いと思い、敢えて20ミリのベルトを装着しています。このベルトは、ストライプ柄が格好良かったので気に入って、時計マニアの方から無償で譲って頂いたものですが、NATO軍タイプの未使用品で、写真の通り少し変わったバックルが付いています。このベルトは若干のほつれがあります。裏蓋の内側にも、「TIMOR」「WWW」ブロードアロー、シリアルナンバー等が刻印されています。
- 日差・サイズ
- 平置きで、目視ですがおよそ日差約30秒程度。横幅約37mm(竜頭含まず)、厚さ約9mm(風防含む)です。(精度は使用状況により変わります)リュウズも入れると横幅は40mmを越えるので、当時としてはやや大型の時計です。
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