ユリス・ナルダン 公式クロノメーター 自動巻き 10ビート(36000振動)の稀少な高級自社ムーブ搭載 大判の角型クッションケースの腕時計
- 販売価格
- 109,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 自動巻。1970年代に少量生産された、ユリスナルダン製25石仕様の高級自社ムーブメント キャリバー「Ulysse Nardin NB11QU」を搭載。日付の早送りも可能で、手巻も可能な仕様であるため、実用的です。高級仕様ゆえに、ムーブには、製造番号(032***)も刻印されています。(下3けたは伏字としています)文字盤に「36000」「OFFICIALLYCERTIFIED CHRONOMETER」と記載の通り、公認クロノメーター規格の上級仕様です。尚、10振動つまり36000ビートのムーブメントは、1960年代頃に、精度を高める手法としてビート数を上げることが有効のため一部の高級ムーブメントで実現されており、例えば、モバード、ゼニス、セイコー45系及び61系のグランドセイコーが、それにあたりますが、高いコストの関係等により、現在でも生産されているのは、世界中で、セイコーの一部の手作り工程の機械式と、ゼニスのエルプリメロくらいです。
- 特徴・セールスポイント
- 立体的なアップライト式のイカリのエンブレムとインデックスバーが文字盤に誇らしく輝いておりカッコイイです。イカリのマークはリュウズにも記されています。この当時、IWCやジャガールクルト等と、スイス高級時計界ではライバル関係にありましたが、元来ユリス・ナルダンといえば、1846年スイスのル・ロックルで創業し、ミニッツリピーターやマリンクロノメーターで名声を博しており、第一次世界大戦では各国の海軍の軍艦にもクロノメーターを供給していましたので、スイスの時計界においても歴史的経緯が豊富な部類に入ります。このナルダンのクロノメーター規格の自動巻き腕時計は、ケースのデザインはIWCのヨットクラブ(YACHT CLUB)や、ルクルトのメモボックス(MEMO VOX)等の一部のモデルを彷彿とさせますが、これは、その当時の時代的流行のデザインといえましょう。最近では、ユリス・ナルダンは、雲の上の頂上ブランドとして、しっかりと復活しており、単価1000万円を越える天文時計の3部作アストロラビウム・ガリレオ・ガリレイ(Astrolabium G.Galilei)1985年、プラネタリウム・コペルニクス(Planetarium Copernicus)1988年、テルリウム・ヨハネス・ケプラー(Tellurium J.Kepler Limited)1992年 で名声を博し、2001年には、全く新しいタイプのトゥールビヨンシステムのフリーク(Freak)を発売し、世界中の時計コレクターをアッと驚かせました。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 腕にはめて一見する限り、まるで新品のように非常に美しいのですが、よく見ると、文字盤の端の方の目立たない部分や、ケース、風防等に、若干の経年変化や接触跡が見られます。しかし、パテックフィリップの様な超高級時計に劣らぬ質感と名声、歴史の重みのある「ユリス・ナルダン クロノメーター」の響きは、他に代え難い価値を感じます。ベルトと尾錠は、裏側を見ると少し古いもののように感じられますが、汎用品の未使用新品で、オフィスでも高いステータス感を感じさせる雰囲気があり、そのままお使いいただけるキレイな状態です。尚、ベルト幅は18mmです。
- 日差・サイズ
- ゼンマイを数十回、手巻で巻いた状態での平置きで、タイムグラファーでは、ほぼ横一線の素晴らしい安定感で、日差が5秒前後で、クロノメーター本来の性能を発揮しているようです。ただし、機械式時計の精度は環境により変わりますので、念のため、平置きで目視で日差20秒前後とさせていただきます。横幅約37mm(リュウズ含む)、厚さ約10mm(風防含む)
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