グリュエン GRUEN カーベックスプレシジョン Cal.330 ロングレクタンギュラー 1930年代

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特徴・セールスポイント: 1930年代にスチームライン(流線型)デザインが流行し、数ある時計メーカーも早速ケースのデザインに取り入れました。そこで問題になったのが「平面のムーヴメントを、どうやって湾曲したケースに入れるか」ということです。他メーカーは「大きなケースに小さなムーヴメントを入れる」ことで対応しましたが、グリュエンはムーヴメントそのものを湾曲させることを考え、その結果生まれたのが既存の Cal.500 に手を加えた Cal.311 でした。1930年代末期になると、より湾曲させるため、より湾曲した Cal.330 をまったく新しく開発しました。今回のモデルはそのCal.330 を使ったモデルで、カーヴェックスの中で最も数が少なく、かつ高く評価されていると言われております。この年代の時計はケースの密閉性が低いため湿気や汚れの滲入が防げず、状態の良い文字盤は非常にレアです。330の殆どが単色ゴールド・カラーですが、極まれにツートンのモデルがあります。黒とゴールド・カラーのツートンは非常にレアでプレゲインデックスに装飾が施されたケースとの相性も抜群に良く、アンティークの雰囲気を楽しめます。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: 文字盤は若干の経年変化、シミ、汚れはありますが、ここまで良い状態の文字盤は滅多にありません。ケースは小傷がありますが、金張りの剥がれもなく、綺麗な状態です。ムーブメントもサビもなくとても綺麗な状態です。

日差・サイズ: 日差は30秒から1分程度です。この年代のモデルとしては大変良いと思います。ケースサイズ:縦45mm(ラグ含む)×横20mm(リューズ含まず)、ベルト取付幅:14mm(クロコダイルの黒)です。

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