★どっち派シリーズ~アメリカorドイツ~
機械式時計と言えば「スイス」製がつとに有名です。
しかし1970年代以前の時計産業には、アメリカの時計
メーカーも数多く存在し、世界中に広いシェアを
持っていました。
また、時計産業の創成期には「ドイツ」が「イギリス」、
「フランス」、そして「スイス」でさえも凌ぐほどの技術
を有していたこともありました。
「ベンチュラ」や音叉式時計の「アキュトロン」など斬新的で
新進気鋭のモデルを開発したハミルトン社やブローバー社。
アメリカを代表する時計企業としてその間も脈々とその技術
と伝統を受け継ぎ、今なお世界のTOPメーカーとして
存在し続けています。
一方、品質や基本性能を前面に押し出すクオリティー
第一主義の「ドイツ」時計。
シンプルな中にも質実剛健な職人気質を色濃く映し、
どれも頑強で実直、確かな技術で再び世界に注目されています。
今回はそんなIWC、STOWA、チュチマ、グラスヒュッテ、
ヘルブロス、ジン、ポルシェデザイン、LACO、ドイツ軍用時計等の
「ドイツ」にゆかりのある時計と、ヨーロッパ中心のスイス時計
とは一味違う個性的で華美な装飾を排したデザインと相まって
どこか懐かしさの漂う「アメリカ」と所縁のある時計を
「どっち派シリーズ~アメリカorドイツ~」
と称してご紹介します。
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