ユニバーサル ジュネーヴ ホワイトシャドウ あのマイクロローターのパテック並み仕様 お洒落な男性へ 未使用デッドストック級の極美品
- 販売価格
- 98,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1960年製と思われます。ユニヴァーサル自社製の自動巻きキャリバー、Cal.2-66を搭載。マイクロローターであり、また、ムーブメント上の刻印により、25石かつ2ポジションのマルチアングル調整の超高級仕様であることが読み取れます。マイクロローターは、パテックフィリップ、ラン
ゲ、ショパール等の、一部の雲上ブランドのみが採用している仕様で、自動巻き機構部品のローターを、一般的なムーヴ裏側に設置するのでなく、ムーヴの内側に切り欠きをつくり、その窪みのなかに小型化したローターを設置する方式です。ムーヴの構造を薄くすることができる一方で、製造コストが高額であるため、現在では、一般的にはパテックの様な超高級時計のみが、このようなムーヴを搭載しています。ユニヴァーサル社は、元来、1940年代から50年代にかけて「コンパックス」等の手巻き式クロノグラフのムーヴで実績があり、例えば、ゼニス社はユニヴァーサル社の技術供与を受けてZENITHのHP146系統のキャリバーが完成したとか、マニュファクチュール(部品から完成までの全工程を社内で実行する時計メーカー)として知られるジラールペルゴが、1950年代の手巻き式クロノグラフでは、ユニヴァーサルのキャリバーを採用していた等の実績もあり、ユニヴァーサル社としては、その技術力の威信をかけて、このような精巧かつコストを度外視したムーブを開発するに至りました。又、一説によれば、世界初の自動巻きクロノグラフキャリバーの開発で、背景として活躍したビューレン社が、このユニヴァーサルのムーブの開発に関与していた、とも噂されております。
- 特徴・セールスポイント
- さすがにパテック等の一部の雲上ブランドのみが採用しているマイクロローター仕様を、更に、25石で2ポジションのマルチアングル調整という高級仕様で、ユニヴァーサル社が、その威信をかけて、コストを度外視して開発するに至ったゆえに、ナカミの機械に加えて、外観デザインにも高額なコストがかかっている感じです。外観デザインは、「強い個性」というよりも、「バランス」が美しく整ったイメージで、なかなかお洒落な紳士用時計という雰囲気が漂っていますが、とにかく、この薄さは、ほんとうに自動巻きなのかと驚くほどです。一説によれば、ホワイトシャドーは、オーデマ・ピゲ、パテックフィリップ、ブルガリの「ブルガリ」、ロレックスなどデザインした輝かしい実績のある、ジェラルド・ジェンタ氏がデザインしたとも言われております。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 製造後、約45年が経過していますが、無傷の美しさ、本当のミント品とは、こういう事なのでしょうね。私の目視の限り、傷とか使用感は全く無い完璧さです。裏蓋のユニヴァーサル社のマーク入りの保護シーリングも、保管中の微かな接触跡の他は、ほぼ完全に近い形で残っています。リュウズも、尾錠も、ユニヴァーサルのマークが、誇らしくカッコよく刻印されています。しなやかなブレスレットは、保管中に、避けられない程度の微かなクセはあるかもしれませんが、言われなければ気づかない些細なレベルであり、おそらく実際に腕にはめれば問題なくなる程度です。長さは自由に調整可能ですので、腕の太さを気にする必要は全くありません。
- 日差・サイズ
- 平置きで、自動巻きですが念のためゼンマイを40往復ほど回して丸一日経過の時点では、日差は肉眼ではほぼゼロのように見えます。但し、機械式時計の精度は環境や使用状況で変わりますので念のため日差およそ30秒前後でご了解をお願いします。大きさは、横幅約33mm(リューズ含む)、厚さ約6mm。自動巻きの機械式時計としては、例外的ともいえる薄さです。ブレスレットは全くのフリーサイズですので、腕の太い方でも細い方でも、気にせずお使いいただくことができます。
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