★スケルトン
時計の愉しみ方は人それぞれ。
文字盤を流れるか細い針の動きに心奪われる。
時を刻み続けたその歴史に先人との強い絆を感じる。
子供の頃の憧れを腕にした人知れぬ喜び。
知ることのない過去へ夢を運んでくれる。
時にそのプレミア感にプライドがくすぐられる。
その輝きと重みは成功の証。
そして機械を愉しむのもそのひとつ。
裏蓋を開けると覗くたくさんの小さなパーツ達。
所狭しと配置されている。
心臓の鼓動を思わせる天賦の健気な動き、
それぞれの歯車が絶妙なバランスで噛み合っている。
職人が削り出した芸術品とも云える小さなパーツは
それぞれが掛け替えのない役割を担っている。
それはまるで息吹を与えられた小さな命。
イヤそれは小さな宇宙といってもいい。
飽きることなくいつまでも眺めていたい。
そんな愉しみ方を教えてくれるのが
スケルトンバックの時計。
裏蓋を覗けばいつでもそこに小さな命と宇宙が広がる。
★レビュー・トーメン REVUE THOMMEN 両面スケルトン
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