チュードル レンジャー ケース交換済み Ref.9020
- 販売価格
- 488,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1980年代 Ref.9020 Ser.7251235からSer.962576 自動巻き
- 特徴・セールスポイント
- その存在自体が希少価値であり、デザイン性も非常に高いのが特徴のチュードル レンジャー。になります。チュードルの誕生は1930年代。この時期のロレックスはオイスターケースやパーぺチュアルを発表し、着々とブランドの基礎を固めていましたが、ロレックスの時計は高価だったこともあり、一般庶民にはなかなか普及しなかったという歴史があります。ロレックスが、現在ほどのネームバリューを手に入れるようになったのは、1970年代近くになってからのことであり、ロレックス社は本社のあったイギリスでの市場拡大を目指し、ディフュージョンブランドを誕生させた。それがチュードルというブランド成立の由来となります。ブランド名は、イギリス人なら誰でも知っている名門「チューダー家」にちなんだもので、「チューダー家」は、歴代5人ものイングランド王を輩出した、名門中の名門である(かのエリザベス一世もこの家の出である)。つまりチュードルは、庶民に親しまれるブランドとして誕生したともいうことができます。その後のチュードルは、ロレックスの後を追う形で展開し、当初はオイスター以前のケースを使用したモデルもありましたが、オイスターケース、自動巻きモデルの「プリンス」が誕生。さらに50年代から、ロレックスがスポーツウォッチの開発に力を入れると、徐々にチュードルもスポーツ系モデルを提供するようになり、このレンジャー。の登場と相成りました。ロレックスのディフュージョンブランドとして誕生したチュードルの最大の特徴は、ロレックスと共通のパーツが使用されたことであり、ロレックス最大の特徴であるオイスターケースを使用していること(裏ブタ部分にはロレックスのディフュージョン・ブランドであることを示す、ROLEXの刻印入っております)に加え、ETA社製のムーブメントが使用されたことといえるでしょう。そして、このレンジャー。はロレックスのエクスプローラー。と同等のデザイン性を実現させつつ、製品化がなされた逸品です。もちろん、プロフェッショナル向けとして開発されただけあって、シンプルな機構とその使いやすさは抜群なことでしょう。日本ロレックスの技術者に確認いたしましたが、今回のオーバーホールが最後のメンテナンスとなります。したがって、最後の貴重なメーカー仕上げ済み(防水テスト済み)ということになります。今後は日本ロレックスの技術公認店や信頼できるアンティークウォッチのオーバーホールができるショップにてメンテナンスを行うことになります。もし、あまり信頼できるアンティークウォッチショップをご存知なくてもご安心下さい。今回はすでに、日本ロレックスにて最後のオーバーホールも済ませてありますので、あと4、5年を目処にゆっくりと信頼できるアンティークウォッチショップを探す事ができるかと思います。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- こちらのレンジャーは2002年に日本ロレックスにてオーバーホールを行い、2006年11月にも日本ロレックスにてオーバーホールが行われております。2002年と2006年のオーバーホール時には、防水性を考慮してドーム風防からフラット風防へと交換がされ、また、2006年にはミドルケースの交換もされており、今後の実用性という面で高いレベルを維持できるようになっております。ブレスレット(フラッシュフィット:557BブレスNO:78350)はロレックスの王冠が入った、大変希少なもので7駒、5駒の組み合わせになっておりますので購入者様の腕周りにも十分対応できることでしょう。外装はライトレベルで研磨を行っておりますので、全体的なコンディションがすばらしい一品となっております。また、3針に関しては若干の腐食はあるものの、そのコンディションは夜光共々、十分に良好といえるでしょう。レンジャーという時計はオリジナルというだけでも希少であり、それに加えてオーバーホール歴等もしっかりとしたものはなかなか見つけるのは難しいと思われます。付属品として、日本ロレックスでの明細書、内箱と外箱は9020ではなく92413のものが付属します。希少価値、実用性、デザイン性の三面を見事に満たしているレンジャー、どうぞお見逃し無く。
- 日差・サイズ
- 日差5秒、ケース径33mm・厚さ10mm(風防含む)。