ロレックス クオーターセンチュリー・クラブ Rolex Oyster Eaton Ref.6222 14KYG 1/4 CENTURY-CLUB Vintage Model
- 販売価格
- 298,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1950年代製 Cal.1210 Mov.33328 14K無垢 手巻きモデル
- 特徴・セールスポイント
- ビンテージ ロレックスに興味のある方なら説明は不要なほど認知度が高い、クオーターセンチュリー・クラブ EATON モデルの御紹介です。このモデルは、書籍などで調べると、20s〜50sにかけて、ロレックス社がアメリカに市場を求めて進出した後に、カナダのイートンホテルとのスポンサー契約の一環として、従業員の勤続25周年の記念品として贈呈された時計だと記されており、個人の記念時計でもあり、とても希少な時計として紹介されております。現存する同タイプの時計には、角型モデルや自動巻き、ラウンドタイプなど、種類としては色々なバリエーションとして存在している様ですが、ROLEX社製の時計でもメーカー・エンブレムは何処にも刻印されてなく、特徴のある文字盤のデザイン、裏蓋の記念刻印は全て同じデザインで統一され、その多くは金無垢素材にて提供されております。当時計は1950年代製造にて、元気に稼働中の時計であり、手巻きタイプのロレックス オイスター Ref.6222、14金無垢仕様になります。セールスポイントは保存状態良好なややアイボリー調のダイヤルが特徴で、雰囲気が滲み出ており、アンティーク愛好家好みにして、厚みを感じる質感の高い顔つきのモデルです。特徴のあるインデックスには(1/4 CENTURYCLUB)の一字立体仕様になっており、ケース、リーフ型の3針も同様に、ゴールドで統一されております。一見シンプルなダイヤルですが細部にまで繊細な仕様を施しており、非常にバランスが良く、シンプルな中にも凝った高級な仕様で視界性もすばらしく良い時計です。当時のROLEXの繊細なこだわりぶり、技術力、デザインセンスと、どれをとっても超一流な訳です。エンスーやマニアがこだわる、数え切れない多数のバリエーションが有る所等々、どれも同じ顔を持った現行モデルには到底ありえないアンティークこその醍醐味、楽しみ、味わいが満載です。ほとんどの作業を手仕事に頼っていたコストの高いハンドメイド時代に製作された作りも塗装も厚い、色目もアバウトで一枚一枚が異なる味わい、温かみのある濃厚な質感のアンティックダイヤルのすばらしさは使い込むたびに良さを体感することが出来るもので見るたびに味わい深さ、愛着は増して行く所が最高の醍醐味です。また、もう一つの特徴と致しまして、裏ふたの刻印ですが、贈答された個人名やその他、労いの文言など、鮮明に残っておりまさに一点物のタイムピースになります。搭載ムーブメントは傑作名機Cal.1210、歴代ロレックス中において最高耐久性の歌声高き名機超ロービートキャリバー搭載です。17石、18000回転の5振動のコストの高い仕様で、ロレックスの黄金期を長きに渡り信頼を築き上げたムーブになり、この年代の1000番台の手巻キャリバーは歴代ROLEX中のみならず、アンティーク時計全般においても上位に評価されている、超耐久性と、高精度を両立させた名機キャリバーです。1940年代後半?1950年中頃まで製造され以降の手巻き1000番ムーブの初代、基礎になった歴史的なムーブメントであり、以降の手巻き1220系キャリバームーブになりますとコスト削減為に平ひげチラネジ無しテンプ仕様になってしまいますが、こちらの1210は高級仕様のブレゲひげ(巻き上げヒゲ)で精密な微調整の可能なチラネジ付きテンプ仕様の本格高級キャリバーを搭載しております。シンプルな設計だけにほとんど故障しないのも、このキャリバーの特徴です。超耐久性、高精度の一生物キャリバ-であり、本当に丈夫なムーブメントといえ、画像の通り驚きのすばらしくキレイな状態で現存しております。これからも時計に精通している技師のもと、定期的にオーバーホールを施して使えば一生ものとして使い続けらますし、本当の一生物キャリバ-は1000番代にて終了でしょう。今回ムーブメントに関しては、フルオーバーホール、パッキンも新品交換してございますので長きに渡り安心して使用出来ます。元々がかなりの状態良好なムーブでしたが、前回のOH時期が不明(裏蓋記載無し)なことより、委託するにあたりご迷惑掛ける事の無い様、時計専門店にてオーバーホールを済ませたばかりですので、これからも安心してご使用して頂けます。増産体制の機械的でクローン個体になりすぎた現行品には味わえない、自分だけの時計という満足感が得られるのは、やはりビンテ-ジ以外にはありえません。すべてにおいてこの時代までの時計は、コスト度外視にて手作業で製作されてた本当に良いものを製作しようとする姿勢が伺える逸品です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- ビンテージダイヤルには経年により周辺部に良く見ないと分からない程度の劣化は見られますが、アンティークウオッチとしては許容範囲と思われる文字盤と考えております。その他のダイアル部分は半世紀前の製造ダイアルとは思えない程のコンディションを保っております。特筆はインデックス、針の輝きは今も眩しい位に輝いており、一点の曇りもない様に感じます。ただ、金無垢時計に有りがちな台座の固定がズレ多少文字盤の片寄が見受けられます。ケースコンデションは提供された当時との比較は出来ませんが、経年使用による使用感とお伝えする事ができます。とてもしっかりしており厚みがガッシリ残ったすばらしく、古い時代のオイスターケースは独特のゴロッとした質感が御座います。独特の流れる様なシェイプのケースは手作業で丁寧に仕上げておりほんとうに美しいです。ヴィンテージ感最高の雰囲気がありながら現行品に勝るとも劣らない精度耐久性、オーバークオリティを備えており、もちろん日常実用使用出来る固体です。なんとも幸せな思いまで感じさせてくる味わい深い最高のビンテージウオッチをこれから毎日堪能出来ます。今回にOHにて、風防(純正品では御座いません)、リューズチューブ、パッキン類を新品に交換しておりますので、暫くの間は気持ち良くお使い頂けます。付属品は、当時の15mmGF尾錠付きカーフベルト、分解洗浄時の時計店発行の修理領収書です。
- 日差・サイズ
- 平置き15秒以内、1950年代以前のロービートの許容範囲は3分〜5分以内と有名な有名オークションでも唄っておりますので、こちらは非常に優秀で驚異的な精度、コンディションである事がお解りいただけると思います。ケースのサイズはメンズモデルで縦ラグまで入れて約40mm、ベゼル直径約33mm、リュ-ズまで入れて横約37mm、厚み約10mmです。時計ベルトも、標準的な方でしたら十分だと思います。