ロレックス 懐中 ポーセリンダイヤル ブルースチール・ブレゲ針 ムーブ装飾すごい
- 販売価格
- 63,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1910年代 ROLEX 17石手巻き75142 679、18000回転の5振動、超ロービート仕様です。とても希少な超オールドのROLEX懐中時計です。大英帝国が華やかに繁栄していた年代の代物です。一般人には時計は到底所持出来ない位高価な物でした、こちらもおそらくROLEXがイギリス富裕層市場向けに製作した品と思われます。当時の職人の完全手仕事によるコスト度外視のムーブの作りこみ、仕上げが本当にすごいです。すばらしく美しい固体であります。すべての地板にジュネーブウエーブ装備、部品1つ1つにも惜しげもなくペルラージュ、コートドジュネーブ装備が施されております。コハゼまでもがブルースチール青焼き仕様です。ルビー穴石のなんと大きく分厚い事、テンプのチラネジの太い
事、現在のコストダウン量産ムーブとは明らかに別物であります。
- 特徴・セールスポイント
- ブルースチールは針などに採用される事が多いですが、ちなみにこちらももちろんブレゲ針はブルースチールです。約500度もの高熱でフライパンにより鉄に焼き入れしたものですが、これがまたキレイな青いテカリ感を感じられます。ですが見た目のためだけに焼き入れしている訳ではないのです。焼きの入った鉄は非常に硬度が増しサビから材質を永年にわたり保護するためのスイス伝統工芸なんですね。現在の時計でも良くブルースチール針を見かけますが高級品にもかかわらず見た目だけ青い偽ブルースチール針が残念ですがほとんどです。大量生産の現行品にそこまでコストはかけられないわけですね、OHの時に針抜きで針をはずす訳ですがバチーンと弾力がすごく硬いので本物はすぐにわかります。偽物はクニャリとやわらかい訳です。時計の機構はすべてにおいてこの時代すでに完成されておりました、コスト度外視で手作業で製作出来えたこの時代の物だからこそ現在までも原型を保ち現存する事が出来ているのでしょう。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- この年代の最大の特徴であります日本で言えば瀬戸焼、ポーセリンのダイヤルを搭載です。なんともアンティーク感に満ち溢れており雰囲気最高ですが、古い時代のポーセリンダイヤルはかなりの確立で割れが生じてしまっておりますがこちらも針部中央から割れが来ています。しかしながらこれ以上割れる事が無いように補修強化されておりますので使用上はまったく問題御座いません。2010、5月に専門店にてオーバーホール、ゼンマイ交換、天芯新規製作交換致しましたので振りはとても強く平で300度以上振っておりますので止まる様な事はありませんが、あまりに古い時計のため、精度は日差2分位です。有名オークションのサザビーズやクリスティーズでも古い時代の超ロービートの日差は3分から~5分以内と唄っておりますため致し方は無いですがご了承いただける方のご購入でお願いいたします。風防に目立つ傷などございません。保証書などは御座いません。このすばらしい人類の叡智の結集であるアンティークROLEX懐中時計との時代を越えためぐり合わせを楽しみませんか?ムーブを近くで見ているだけでもタイムトンネルを越えている気が致します。
- 日差・サイズ
- 日差は2分位、ケ-スのサイズは直径約44mm、厚み約10mmです。
- ■売り切れ商品です。販売中の同モデルはこちらからお探しください