ロレックス クロノグラフ懐中時計 デイトナの先祖の希少品 オーバーホール済み
- 販売価格
- 435,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1920年代 ピラーホイール式 手巻き クロノグラフ用ムーブ
- 特徴・セールスポイント
- ロレックスは、バブルバック以前のこの時代はまだ、生産数量が非常に少なく、さらに懐中時計ならば、なおさら希少であり、たとえ三針式の時計でも10万円以下で手に入れることは困難です。クロノグラフの代表格でいえば、ロレックスのデイトナのポールニューマンダイアルは1千万円にも迫る価格であり、デイトナ以前の、ヴァルジュー22や72搭載のロレックス製クロノグラフ腕時計は100万円から300万円くらいで取引されています。さらに、クロノグラフ懐中となれば、「一生に一度、目にすることができるかどうか」くらいの希少な逸品といえましょう。ですから、この希少な時計が50万円を下回る価格では、安すぎるかもしれません。つややかな白い文字盤は、コストの高いステップ式のポーセリンダイアルであり、「ROLEX CHRONOGRAPHE」と、フランス語で記されています。また、ケースの裏ぶたには、「ROLEX WATCH CO.LTD.GENEVA」と刻印があり、いわゆる「ダブルサイン」です。また、このケースは「スノーホワイト」と刻印がありますが、これは、当時のロレックス社が開発した、ステンレスと、同じ性質をもつ、錆びにくい特殊合金です。ちなみに当時、ステンレスといえば、銀と同じくらいの高価な金属であったといわれています。この時代に、軍用ではなく民間用の時計に、しかもクロノグラフという高額な製品に、敢えて、金や銀ではなく「スノーホワイト」のケースを採用した先進性は、ロレックスらしさを感じます。なお、ムーブメントは、この時代はロレックス社は自社製のクロノ用キャリバーが無かったので、これはおそらく初期型デイトナのようにヴァルジュー製の高級クロノグラフ用のムーブメントを基にロレックスでチューニングしたものであろうと思われます。ブルースチールのブレゲ針は、高級時計だけに施されたコストの高い処理で、品位と風格を感じさせます。或る時計マニアの友人からこの時計を入手して、とても気に入って、一生持っていようと思っていたのですが、今回は、惜しみつつ出品します。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- さすがにロレックス社の誇る特殊合金の「スノーホワイト」のケースは美しいです。また、文字盤にはクラックは無く、つやのある美しい状態です。少し離れてみると、未使用品かと思ってしまうほどきれいです。しかし、製造後約80年を経た、このアンティークのロレックスのオリジナルの文字盤や、ロレックススノーホワイト製のケース等は、よく、じっくりと見れば、細かな浅いスレなどがあり、裏ぶた内側の目立たない部分には整備時についてしまった工具跡がありますので、ミント品とか極上の美品とはいえませんが、懐中時計として一般的に考えられるよりも、かなり綺麗な状態と思います。この美しさなら、たとえば、この時計を提げて旅行に出かけたり、取引先とのミーティングの終了間際にチラリとポケットから出して時間を確かめてたり、というのも、ちょっとキザですが、粋な雰囲気を醸し出すことができるでしょうね。2008年7月、某時計ショップを通じてオーバーホールいたしました。(ちなみに、ロレックス社によるオーバーホールではありません)他に付属品はありません。
- 日差・サイズ
- 日差30秒くらいと思われます。(精度は使用状況等により変化します)日常使用や通勤でも十分に使用できる正確さです。サイズ(大きさ)は、およそ、横幅43ミリ、厚さ12ミリ(風防含む)です。
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