オメガ ジュネーブ ラウンド シルバーダイアル 手巻き Cal.601 スクリューバック シンプルウォッチ
- 販売価格
- 58,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1966年前後製造。Ref.135.011。Cal.601 手巻き。
- 特徴・セールスポイント
- ブランドウォッチの中核として君臨する『オメガ』。その歴史は創業者『ルイ・ブラン』がスイスのラ・ショード・フォンに時計部品の組み立て工場を設立した1848年にさかのぼります。卓越した技術で生み出される革新的なキャリバーはヨーロッパ諸国で次々と絶大な支持を受け、やがて1894年には完全分業組立システムによる「19ライン・キャリバー」を開発します。その技術は当時の最高技術として高く評価され、その評価をもって『究極』を意味する『オメガ』と命名されました。以降、現代史の中で数多くの著名人、スポーツマンや冒険家の傍で時を刻み続け、偉大な功績とその瞬間を見守り続けてきました。スウォッチグループの中核として現在もなお進化を続けるオメガは目が離せない存在です。さて、本品はジュネーブの手巻き、メンズモデルです。ラウンド型の使いやすいフォルム、大き過ぎない34mm径のSSケース、ノンデイトの3針モデルですのでどのような方にもよく似合います。ケースバックはスクリューバック式で防水性を確保していますが、もともと高度な防水性能を持つモデルではありませんし、アンティークは経年劣化により防水機能も低下していることが考えられますので、水周りはご注意ください。裏蓋の刻印はシーマスターの文字とおなじみのシーホース。ギリシャ神話でポセイドンが従えていた海の守護者としても知られています。スクリューバックの裏蓋を開けると内側はペルラージュ仕上げされた見事な装飾が現れます。彫られた刻印はオメガロゴ、SSを表す「ACIER INOXYDABLE」、リファレンスの135.011。上部のサイン(Y3.7.31)はメンテナンスのサインかと思いますが詳細は不明です。内側に目を移すとメッキ処理された見事なムーブメント。手巻きムーブメントのお手本のようなしっかりした造りで上部には601のキャリバーナンバーがあります。当時、時計職人がパーツを削りだして製造していた風景を思い浮かべるとその卓越した技術力を感じずにはいられません。ムーブシリアルは24milですので1966年前後の製造品となりますが、40年以上を経過した時計とは思えないほどしっかりと時を刻み続けています。当時の高級品ではありますが車の耐用年数が実質10数年程度ということを考えれば驚くほどの技術力かと思います。大切に取り扱われてきたことを伺わせる良品かと思います。良い物を長く使う欧米の価値観、またそれを子や孫に受け継いでいく風土は日本人も見習いたいものです。商談などの大切なシーンでも雰囲気を損なわず、さりげない個性を発揮してくれる素敵な時計です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【操作】手巻き。リューズの巻き上げ感も軽快で精度も問題ありません。【外観】ダイヤルは目立つシミなどはなく良好なコンディションを維持しています。針に腐食が出ていますが、目立つものではありません。ケースには経年の軽いコキズがありますが、打ち傷などはなく刻印も鮮明です。風防にスレがあります。【ベルト】社外製のブラックレザー(未使用品)をお付けしましたのでご購入後すぐにお使いいただけます。【付属品】その他の付属品はありません。
- 日差・サイズ
- 【日差】タイムグラファー計測で±30秒程度に収まっています(実装時は多少の姿勢差を感じることがあるかと思います)。【サイズ】ラグ幅18mm、ケース径は約33mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約39mm、厚さ約10mmのメンズサイズです。