オメガ シーマスター 公式クロノメーター 自動巻 SS オメガ製ライスブレス付き 1969年製
- 販売価格
- 89,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 製造時期は、シリアル番号から判断して1969年頃。Omega Cal.564 自動巻 24石。金赤メッキの堂々たる大型ムーブで、スワンネック緩急針も装備した高級版。カレンダーは、リュウズを一杯まで引く毎に1日づつ進む早送り機構つき。キャリバーに刻印されている通り、5姿勢マルチアングルと温度対応で調整されて出荷されていた高級時計という意味では、パテック級と呼べるかもしれません。
- 特徴・セールスポイント
- スイスの高級時計の代名詞ともいえるオメガですが、1960年代、まだクォーツ時計が市販される前の時代の、この自動巻シーマスターといえば、当時の日本人には、なかなか手が出せない、雲の上の憧れの時計だったものです。オメガは、1948年ルイ ブランによりスイスのショードフォンにて創業され、懐中時計の時代から一流品として君臨してきましたが、本当のオメガの成功は、腕時計が一般化した20世紀半ば、第二次世界大戦でのイギリス軍へのミリタリーウォッチの供給や、アメリカのアポロ計画でのスピードマスターの公式採用など、主に軍事や最先端技術の分野で、花開いた感があります。第二次世界大戦にて英国軍からの発注を受けてオメガが製造した腕時計は、名キャリバーとして名高い「30ミリキャリバー」の初代モデルのムーブメントが塔載され、石数が15石ながらも、耐久性の高い高性能を誇りました。そうした黄金期のオメガからの伝統で、オメガ自社製の高級ムーブメントは、金赤メッキと呼ばれる独特のアメ色のメッキが施されております。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 時計本体は、50年近く前のアンティーク時計であることを考慮すると、かなり綺麗だと思いますが、全くの無傷ではなく、小傷はあります。とはいえ、オフィスや商談で使用しても、ごく普通にステータス感が輝く高レベルな外観ですので、本物のビンテージ時計としての品格や味わいとご理解頂ければ幸いです。また、ブレスレットのクラスプ部の数本の筋状の痕跡は、すこし気になるかもしれませんが、前オーナー様が、ソコソコにキレイに仕上げてあり、腕にはめると内側になる部分ですので、時計を使用中は、おそらく、さほど印象に残らないと思います。せっかくのオメガ製のアンティークのブレスレットですので、敢えて交換しておりませんし、その分、お安くしております。風防は、サイクロップレンズ仕様で、更に、ルーペでよく見ると、中央に小さなオメガエンブレムがありますので、貴重な、ビンテージ品の風防と考えられます。この風防も、なかなか綺麗なコンディションで、角度により微かに接触跡が見えますが、せっかくの稀少な風防のため、そのままにしております。文字盤も、時代の割には、かなり綺麗で、微かに経年変化も感じられますが清潔感があり、インデックスや各種の文字のレタリングも、クッキリと描かれております。個人的には、一般的な「OMEGA AUOMATIC」に加えて、誇らしげに「CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」の2行分、多く記載されたところと、下端に「SWISS MADE」とさりげなく記されたところに、惹かれています。リュウズにもオメガのエンブレムが誇らしく輝いています。このリュウズは二段引きで、一段目で時間の調整、さらに一杯まで引くと、日付が1日づつ早送りされます。はじめて動かすときには、から回りしているのかと思ってしまうかもしれませんが、実際にはキチンと作動します。ブレスレットは、かなり長く、腕回り約19センチか20センチほどありますので、腕の太い方でも細い方でも、調整可能です。
- 日差・サイズ
- 平置きで、自動巻きですが念のため30往復ほどゼンマイを巻いての目視では、日差がわからないほど良好な精度ですが、念のため約20秒程度とします。(日差は使用状況や環境により変わります)横幅約36mm(竜頭含まず)、厚さ約10mm(風防含む)です。