オメガ スピードマスター マーク4
- 販売価格
- 178,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1973年製造 Ref.ST176.009 Ser.35610421 自動巻クロノグラフ ファーストキャリバー傑作名機、赤金のCal.1040搭載
- 特徴・セールスポイント
- 28800回転の8振動、1973年製造、1971年後期スピードマスターのさらなる高精度可と高耐久性を目指し高振動化した伝説のスピマスの進化バージョンキャリバーでスピードマスタープロフェッショナルマーク3に初めて搭載された自動巻きクロノグラフの歴史的なファーストキャリバーになります。72年にはスピードマスター120に、73年にはこちらのスピードマスタープロフェッショナルマーク4に搭載されました。製造期間はわずかに2-3年間のみの短命キャリバーでしたためそうそうお目にかかれないレアキャリバーの一つで当然こちらマーク4の現在数はマーク3などにくらべてほんとうに極少です。しっかりとした裏ブタを空けますと現在見かける現行キャリバーとは明らかに見た目から異なる迫力の有る名門レマニア製ベースエボシュを使ってオメガ社が独自にリファインしたとても美しいムーブに圧倒されますが、歯車一枚一枚が非常に分厚く、しっかりとした当時の作り込みの良い17石自動巻き赤金クロノムーブを搭載しております。厚みの有る地板にまで、コートドジュネーブの装飾をかけ磨き上げられたオメガ社お得意の赤金ムーブは視覚的にも非常に美しく、感動さえおぼえるほどの傑作です。本当にクオリティを追求して手間ひまをかけ、良質な素材をふんだんに使って贅をこらしたハンドメイド仕上げの良質な時計が製造されたのは残念ですがこの年代が最後でしょう。現在のスピマスやシーマスターのオートマチックとなりますと大量生産品のETAやフレデリックピゲ製ベースのハイビートになりますため、薄い工業生産品の部品を使い、お金をかけずに精度を上げるための平ヒゲ仕様ですので(白色ムーブ、現行品に赤金ムーブは在りません)その代償として部品どうしの磨耗が早くからおこり定期的にパーツ交換の必要がどうしても必要になるキャリバーになってしまいますため、こちら1040の自動巻きキャリバーとはまったくの別物です。ねじ1個、歯車1枚だけ見ても、厚み、材質の質の良さは現行ハイビート自動巻き品とはまるで別物です。またこれだけ古い時代からキャリバー数が多いオメガ社ですが部品がいまだに材料店に豊富に供給されているメーカーの姿勢がすばらしいです。もちろん1040も部品は豊富ですので安心して実用使いできます所が本当にうれしい限りです。Rがつくどこかの有名メーカーさんも見習っていただきたいものです。安心感は本当に最高のメーカーですね。アンティークOMEGAの良さを御理解頂けます方にお譲りしたく思いますアンティークスピマスモデルの肝心要のダイヤルのコンディションがものすごく良いのもこの固体の特筆すべき点であります。34年間の長き時間を隔て、雰囲気最高に均一にとても美しく美枯れし、しかもありがちなキズやヤコウの剥がれ、ムラヤケ、シミ、針のペイント剥がれ、などもほぼ無くしかしダイヤルヤコウと針ヤコウはキッチリ強く深緑カラーに均一キレイに美ヤケが入っており、ビンテージらしさ、テイストと、なんとも味わい深く最高のビンテージ感を堪能出来るマニア好みの固体になります探してみますと良くわかりますがビンテージ感の有る良い雰囲気のオメガオリジナルダイヤルのモデルの大抵は、キズ、シミ、汚れ、針の色取れ、のダメージも一緒に付いていて当たり前。しかしそれはビンテージオメガの個性、味わいと諦めてもまだまだ価値魅力が満載のアンティークオリジナルダイヤルだと思いますが、しかし中にはこのように美しくキズが無く、シミ、汚れもほぼ無い完璧なアンティックダイヤルの固体も本当に本当ににまれでは有りますが出てくる事があるのですから、こちらはもう一期一会の出会いのなに物でも御座いません、出会える方と出会えない方がいる訳ですね。そういう意味でもとてもお勧めになります。マニアやハイエンドコレクター、エンスージニストの方にも満足出切るモデルだと思います。針の複雑機構もとてもメカニカルで他のスピマスとの違いにオーナーであることの喜びを感じられるモデルです。ムーブメントは今回出品するにあたり機械式専門店の高級時計専任時計士の元オーバーホール済ませたばかりですので(2007.4.)こちらムーブメントのコンディションも最高です。今回のオーバーホールではROLEX等のメーカーが使用している物と同型の最新VELVO-CLEAR全自動洗浄器をつかったメーカ修理同等のクオリティの高い修理を施しております。デジタルウイッチーによる歩度測定ではなんとゼンマイ一杯から50%までの領域で平置きの上位置、下位置で±10秒以内程度、たて4ポジションでもなんとすべてのポジションで±10秒位前後までの6ポジション全姿勢での高精度調整いたしましたのでとても安心してお使い頂けると思います(お使いになります方の使用状況により多少異なりますので保証の範囲では御座いません)。輪列の各ホゾ等磨耗、アンクル芯などの脱進機構、天府の調速機構などなどまるでへたりのない、すばらしいベストコンディションムーブで安心です。姿勢差もかぎりなく少なく、最高の精度を維持したすばらしいコンディションムーブです。天府の振り角も平上下でなんと300度以上、縦4ポジションでも280度以上も振っており本当に調子の良い振り角、精度でそうとう当たりの機械だそうです。時計士によれば、一切のパーツの磨耗は始まってない見事なミントコンディションの機械の固体だよ、このキャリバーは数が少ない隠れた傑作キャリバーで耐久性もバツグンだから大切に定期的にOHして使うと一生使えるよ。との事でした。技術者のおりがみ付きですので本当に安心です。通常購入者はムーブを見れませんからOHしてあるかどうかだけを気にしますが、一度ガタガタになるまで使い込んでしまった機械は腕の良い職人さんでしかも純正パーツを豊富に在庫しているところで修理をしたとしても姿勢差も少なく振りの強い良い状態には二度ともどせなくなるそうです。できればムーブの良さもわかっていただける方にお譲りしたく思います。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 全体的なコンディションもすばらしくも良くケースもヘアラインが今だにのこっていてケースにヘタリは御座いません、キレイです。フラットガラス面にはこの年代のオリジナルをキープしておりますため多少のキズが御座います。、私はそれほど気になりませんでしたがメーカーに送ればガラス交換は可能ですので交換なさればよりすばらしいコンディションになることでしょう。情熱の御座います愛好家の方でしたら交換しても良いと思います。ウラブタにも多少のキズは御座いますが機能に支障はまったく御座いません、ブレスもオリジナルの1162を装着です。FFは172です。現在のカチカチの現行ブレスとは異なりこの年代のブレスは新品の時からしなやかなやわらかさが有るのが特徴です。知らない方は伸びていると勘違いされることが御座いますが伸びは有りません、こちらもすごく程度が良い物を装着しております。ケース幅が大きすぎるマーク3などと比べますと幅は小さめで腕にした時のフイット感が良く、厚みはマーク3などよりも厚めで迫力存在感が御座います。レア度も高く、ここまでダイヤルの雰囲気、程度の良いモデルは本当に少ないモデルですのでこちらは本当にお勧めの固体です。付属品はございません。
- 日差・サイズ
- 日差10秒以内程度、ケースのサイズはメンズで縦ラグまで入れて約47mm、ベゼル直径約37mm、横約41mm、リューズまで入れて横約44mm、厚み約14mmです。