ロンジン幅38mm 大型の丸型ミリタリースモールセコンド希少な手巻き式自社キャリバー Cal.27.0

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製造年代・ムーブ: 1950年代、チラねじ付きロンジン自社製キャリバーCal.27.0は、地金が厚く、17石の一個一個のルビーが大型で、しっかりしたつくりを感じます。非常に入手が困難なムーブメントです。

特徴・セールスポイント: 同時代のオメガでいえば、30ミリキャリバー等に相当する高級機と思われます。ロンジンの名声の源は、1970年代まで自社製造していた、高品質なキャリバーにあります。現在のロンジンの時計はすべてETA社から供給をうけて、ケースに組み込んでいますが、ロンジンは元来、13ZNや30CHといった、クロノグラフのコレクター垂涎の的のフライバック式クロノグラフや、第二次世界大戦中のイギリス軍のパイロット用腕時計の「マークXI」（実はマークXIは、IWC製が有名ですが、ジャガールクルト製やロンジン製もイギリス軍に採用されていたようです）やWeems、アメリカ陸軍用A-7等といった、そうそうたるミリタリーウォッチに搭載されて、その耐久性と確かな精度が証明された、機械式のロンジン性キャリバーを開発、生産していたことによります。この時計のムーブメント、Cal.27.0は、第二次大戦前後の高級ミリタリーウオッチによく使われていたCal.12.68の進化版ともいわれており、非常に数が少ない希少種です。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: 一見すると新品かと思ってしまうほどきれいです。但し、製造後50年か60年も経過していますので、じっくりと眺めると、見る角度によっては、おそらく保存中に発生したと思われるケース上の1ミリ位の些細な接触跡等や、裏フタの若干の曇り等が見えます。しかし、文字盤や針は無傷であり、このコンディションは、非常に良好な部類に入ると思います。尾錠とベルトは、東京の上野付近の老舗時計店が制作した汎用品です。尚、この文字盤類は製造後何十年も経過したとは思えないくらい綺麗なので、もしかしたら、リダンの可能性もありますが、たとえそうだとしても、質感が高く正規品の品質に近いものと思われます。ほかに附属品はありません。なお、今回の出品にあたり、経年変化のあった風防を、新品に交換しました。

日差・サイズ: 時計の大きさは横幅約38mm（リュウズ含む）、厚さ約10mm（風防含む）です。日差は、目視ですが約1～2分以内ではと思われます。（日差は使用条件により変わります）

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