セイコー SEIKO インジケーター 希少な隠れSマーク 国産初の自動巻き時計 14KGF オートマチック
- 販売価格
- 155,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1950年代頃 自動巻き
- 特徴・セールスポイント
- セイコーの記念すべき国産初の自動巻き時計「インジケーター」です。セイコーが1955年に日本で初めて作った記念すべき自動巻き第1号です。国産時計の自動巻きの歴史はこの時計からはじまりました。12時位置にある巻印(パワーリザーブ・インジケーター)が最大の特徴で、36時間リザーブを表示します。手巻き時計が主流だった時代に自動で巻き上がっているかどうかを証明するためにインジケーターが付加されたようです。手巻き時計のようにゼンマイを巻き止まりまで巻き上げてから使用せずに、巻き上げが不足した状態から実際に身に付けても十分に巻き上がらず止まってしまうことも想定した上で、巻き上げ不足を示す役割も果たしていたようです。セイコーの企業努力が窺い知れます。当時は大卒初任給よりも高く、多くの人々の憧れの高級時計でした。ケースは14KGF(金張り)、裏蓋はスナップバックとなっております。ふっくらと立体感のあるダイヤルにドルフィンハンドと様々な形状のインデックスの組み合わせ。シンプルながらにアンティークの味わいをも感じさせてくれます。アップライトのSEIKOのロゴの下にはSのマークがエンボス加工で配されています。通称「隠れSマーク」と呼ばれており、希少な仕様となっております。12時位置下にアップライトでSマークが配されているものが初期型となりますが、こちらはその中でも特別な仕様であったと考えられます。50年以上前の古い時計ですが、比較的良い状態を保っておりますので、コレクションにもお奨めです。現行品では味わえない、国産時計の歴史に刻まれるアンティークならではの魅力を存分に味わえる逸品です。落ち着いた雰囲気のブラウンの社外未使用品のベルトに交換してありますので、オンオフ問わずお使いいただけ長くご愛用いただける逸品かと思います。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【ダイヤル】ダイヤル(文字盤)は焼け、シミが認められます。特に目に付く大きなダメージはありません。文字・メモリのかすれ消えはありません。針・インデックスは経年変化していますが錆びなど出ていません。隠れSマークはややくすみが見られます。 【ケース・裏蓋】ケースはスレ、コキズがあります。特に致命的で深く大きなダメージなどはありません。リューズは経年変化しています。Sマークの刻印が確認できます。 【風防】風防はスレとコキズが認められます。特に大きなキズやスクラッチはありません。装着しての日常視認も保たれています。 【ベルト】ベルト・尾錠は社外の未使用品を装着していますので、すぐにご使用 いただけます。【操作方法】右サイドにあるのがリューズです。そのままのポジションで手巻きができます。自動巻きの時計ですが針が止まっている場合などは時計本体を掌中で軽く振り、手動でリューズを巻き上げて針が動いていることを確認してご使用ください。リューズは右回し(時計回り)に指先の腹で前方に押し出すようにして巻き上げます。できるだけゆっくり優しく巻き上げてください。リューズを引いて回すと針が動いて時刻調整が出来ます。ハック(秒針停止)機能はありません。【付属品】ありません。
- 日差・サイズ
- 日差は24時間の実測で30秒以内に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は18mm。ケース径は約35mm(リューズ含まず)。縦(ラグからラグまで)約43mm、厚さ約10mm(風防含む)です。