セイコー SEIKO キングセイコー ファーストモデル 盾メダリオン 14KGF KS 手巻き
- 販売価格
- 62,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1961年3月頃(ムーブメントの刻印から推定) 手巻き 25石
- 特徴・セールスポイント
- セイコーのキングセイコーの手巻きモデルです。セイコーは1881年、服部時計店として創業されてから130年以上もの歴史を刻み 続ける日本が世界に誇る時計ブランドです。創業者である服部金太郎の「常に時代の一歩先を行く」という理念のもと、数多くの革新的な製品を生み出してきました。1960年から70年代には日本の高度経済成長ととも名を広め日本を代表する時計メーカーとなりました。そんな時代に作られたセイコーの時計は今なお多くの人に愛され続け、国産アンティーク時計の中でも人気を博しています。今回ご紹介するのはそんなセイコーの「キングセイコー」のファーストモデルです。1958年から製造された亀戸(第ニ精工舎)工場の高級機で、同時期に諏訪精工舎で製造されていた「グランドセイコー」に対抗して設計されたようです。男性用腕時計「クロノス」の系譜に乗るモデルで、当時ではロービートで高精度を出していた時計としても有名です。グランドセイコーと比較しますと、歩度証明書と秒針規制が無いためコストを抑えリーズナブルな価格で販売されていましたが、全体的なつくりとしては劣ることは無いと思います。ケースは14金張り。ケースの金張りはグランドセイコーの80ミクロンに対して100ミクロンとなっております。文字盤は放射仕上げされた焼けて味わいを深めた上品なシルバーダイヤル。多面カットされたバーインデックス、ドルフィンハンドとシンプルで洗練されたデザインとなっております。ノンデイトでスッキリとしたデザインが魅力的な逸品です。経年変化しやすい裏蓋の美しい盾メダリオンも変色や微細な腐食はありますが、概ね綺麗に残っております。幅広い場面で活躍できるかと思います。歴史に刻まれる貴重な国産の名機です。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【ダイヤル】ダイヤル(文字盤)は焼け、微細なシミが認められます。特に目に付く大きなダメージなどはありません。文字やメモリのかすれ消えはありません。針やインデックスは経年変化していますが、錆びなどは出ていません。 【ケース・裏蓋】ケースはスレ、コキズ、当たりキズが認められます。大きく致命的なダメージはありません。 裏蓋のメダリオンも残っています。リューズのSマークの刻印は薄く確認できます。 【風防】風防は軽いコキズ程度です。特に大きなキズやスクラッチはありませ ん。装着しての日常視認も保たれています。 【ベルト】ベルト・尾錠は社外の未使用品を装着していますので、すぐにご使用 いただけます。【操作方法】右サイドにあるのがリューズです。そのままのポジションで手巻きができます。 手巻き時計ですので毎日リューズでゼンマイを巻き上げてご使用ください。巻き 止り以上に強く巻き上げるとゼンマイが切れることもありますので、できるだけ ゆっくり優しく巻き上げてください。リューズは右回し(時計回り)に指先の腹 で前方に押し出すようにして巻き上げます。リューズを引いて回すと針が動いて 時刻調整が出来ます。ハック(秒針停止)機能はありません。【付属品】ありません。
- 日差・サイズ
- 日差は24時間の実測で30秒程度に収まっております。(実装時は多少の姿勢差は あるかと思います)。ラグ幅は18mm。ケース径は約34mm(リューズ含まず)、縦(ラ グからラグまで)約42mm、厚さ約9mm(風防含む)です。